「Lei05」本体のきしみ音が酷いので対策をしてみる

「Lei05」霧島レイ レーザー&レーダー探知機を自分のクルマに取り付けているが、走行中に本体から発生しているきしみ音が酷いので対策をしてみる。

きしみ音が発生している箇所

管理人お気に入りのギャルゲーレーダー「Lei05」であるが、路面の状態が悪い道路を走っているときに、Lei05本体からきしみ音が出ていることに気づいた。気づいたというより、取り付ける前から音が出ているのは知っていたし馴染めばそのうち消えるだろうと放っておいたのだが、現実はそんなに甘くはなかった。管理人の乗っているヴェゼルは自分で内装などの異音が出ないように色々とチューニングをしてあるクルマなので、走行中はなかなか静かである。なので余計にきしみ音が気になってしまう。Lei05本体を取り外してぐりぐりいじると、ミシミシギシギシいっている。恐らく、本体の外装パーツ合わせ目からきしみ音が出ているのであろう。

レーダー探知機は過去に何台も購入したことがあるが、こんなに酷い異音がしているレーダー探知機は初めて見た。管理人の個体だけ不良品の可能性はあるが、見た感じ悪そうなところはないので、恐らくこういうものなのだろう。あまりクルマは乗らないし運転に支障はないのでそのままでも問題ないのだが、重い腰を上げて対策してみることにした。Lei05の中身がどうなっているのかも少し気になるし。

分解修理

※本体の分解や改造はメーカー保証対象外の行為となっており相応のリスクが伴う。やる場合は自己責任で。

必要な工具は、1番のプラスドライバーのみ。先が細くなっているものが好ましい。

まずは、プラスドライバーでネジ3本を取り外す。上下2箇所、SDカードスロット付近1箇所、計3箇所がツメで止まっている。内装外し等があれば楽に外せるかも知れないが、傷が付く可能性がある。ガッチリはまってる訳ではないので、コツを掴めば素手で取り外し可能。

外装カバーを外すと、メイン基板からコンデンサー2本に配線が接続されているのが分かる。細い線なので断線に注意。スピーカーの接点は、以前のLeiシリーズのようにバネで接触する構造になっている。

割とスッキリした作りであるが、スピーカーはもう少しコストをかけて欲しかったと感じる。この辺りは性能よりもコスト削減を優先した結果なのだろう。このレーダーは音質と音量が重要なんだけどなぁ。容量の小さいスピーカーで無理して大音量を鳴らすので、音質は良いとは言えない。残念な部分である。

赤い矢印のネジ部分の合わせ目と、黄色い矢印の合わせ目に、綿棒等で薄くグリスを塗布する。薄っすらと塗るだけで十分効果はあるので、ベタベタになるほど塗らなくても良い。グリスはプラスチックを侵さないシリコン系がおすすめ。まぁそこまで神経質にならなくても良いと思う。10年も使う機器じゃないし。管理人は丁度手元にあったマルチパーパスグリス(金属ベアリング用)を塗布した。真似しないように。

グリスを塗布したら、配線に注意しながら外装カバーを元に戻す。外装カバーをキレイに掃除して完成。

本体をぐりぐりいじっても、きしみ音は殆どしなくなった。車両に取り付けた状態では、きしみ音は全く出なくなったので大成功と言える。後は、本体を固定するブラケットが明らかに剛性不足なので、そのうち対策をしたいと思う。個人的に、取付部が1/4インチカメラネジ等の一般的な規格に対応していれば最高だったと感じる。

ちなみに、上の画像は購入して間もない頃なのでレベルはゼロ。クルマは殆ど乗らないのでレベルが上がらない。ちびレイ出現はいつになるやら。

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