「TOPPING E30」旭化成AK4493搭載 高性能ハイレゾDACを買ってみた!

5.0

高性能中華ハイレゾDACを衝動買いしたのでレビューしてみるお!

E30 Multi-input PCM768&DSD512 DAC-TOPPING
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レビュー

パッケージと付属品

パッケージは割としっかりしている。下手すれば国産メーカーよりちゃんとしてるのでは。

説明書と製品紹介ガイド。説明書は、英語、中国語、日本語に対応している。日本市場を重要視しているのかも知れない。

E30本体。ディスプレイは傷防止の為か保護シートが貼ってある。剥がさなくてもこのまま使用可能。神経質な人は剥がさないで使うのだろうか。管理人は即剥がすタイプである。

リモコン本体。単4乾電池は付属しないので別で用意する必要がある。エネループは使用可能。

データ転送用USB 2.0ケーブルと電源供給用USBケーブル。長さはどちらもおよそ1メートル。電源は入力が5ボルトなので、規格が合えば汎用のAC電源アダプターが使用可能だと思われる。USB充電器があればそれでも構わない。通常はパソコンのUSBに電源を接続して使用するのだろうが、USB 2.0で不安定になるようであれば、電力供給量の多いUSB 3.0に接続すると良い。管理人の環境だとUSB 2.0で問題なく動作した。

E30本体のRCAジャックは保護キャップが取り付けてある。使用する前に外しておく。本体に傷はなくとても綺麗であり、品質管理に問題はなさそうである。

TOPPING E30 本体

E30のディスプレイにはメーカーロゴ等がデザインされているが、暗めの色なので殆ど目立たない。シンプルでとても格好良い。本体ケースはアルミ製に見えるが触った感じだと樹脂製っぽい。表面塗装の仕上げは綺麗なので、チープな感じはしない。操作ボタンは電源ボタンのみでタッチ式となっている。一度押すとスタンバイモードから待機状態になり、再度押すことによりソースの切り替えを行う。長押しでスタンバイモードに入る。

ハイレゾ対応のシールが貼ってある。小さくてかわいい。

底面にはゴム足が貼ってある。厚みは2mm程。グリップ力はそこそこある。

入力は、USB(タイプB)、S/PDIF、同軸デジタルの3系統。出力はアナログRCA1系統となっている。

こちらはスペック表。DACの性能をフルに発揮させるのであれば、USBで接続する必要がある。メーカーは専用のドライバーを公開しているが、ドライバーをインストールしなくとも32bit/384kHzまで設定可能なことを確認した。Mac環境は不明。快適に使用するなら専用ドライバーはインストールしよう。

↓専用ドライバーダウンロードページ↓

E30 user manual and drivers for Windows 7 or above-TOPPING

折角のハイレゾDACなので、音楽再生ソフトはハイレゾと排他モードに対応しているものが良い。管理人が使用しているのは主に「MusicBee」である。以下のスクショはMusicBeeの設定画面。プレーヤー出力をASIOにすると、E30がデバイスとして選択される。

ASIOドライバーはE30専用ドライバーに付属しているので、パソコンにインストールしていない場合はE30ドライバーと一緒にインストールしておくと良い。ASIOの他にWASAPI排他モードも問題なく使用可能である。

こちらはE30に付属している説明書。

日本語がちょっと怪しいが意味は理解できる。使用する前にしっかりと読んでおく。

PCMモードで使用する場合、デジタルフィルターを6種類の中から好みのものに設定できる。知識のある人なら理解できると思うが、何も分からない人にとっては意味不明の英語である。レビュー記事で説明するのも面倒なので、DACが良く分からない人は以下の記事を読もう。ある程度理解できるようになると思う。ちなみに、DACとは、Digital Analog Converterの略称で、D/Aコンバーターとも表記される。

トピックハイレゾ再生に重要な「DAC」の役割とは? 旭化成エレクトロニクスの“マイスター”に聞く
続々と登場しているハイレゾ対応機器。それらのデバイスでハイレゾサウンドを出力するのに不可欠なのが、デジタル信号をアナログ信号に変換するDAC(デジタル-アナログコンバータ)だ。DACの主なチップメーカーとしては、TIやWolfson、Cirrus Logic、ESS Technologyなどが知られているが、チップの機...

デジタルフィルターであるが、管理人は「F-1」と「F-6」が好みの音質だった。デジタルフィルターを切り替えても、じっくり聴き比べないと分からない程度の違いでしかないので、拘りがないのであれば既定の「F-3」のままで良い。音質に関する設定はデジタルフィルターしかないので、扱いで特に難しいところはない。

DACモードとプリアンプモードの切り替えは、スタンバイモード中に本体電源ボタンを長押しする。長押ししている間はディスプレイが「DAC」⇔「Pre」と1秒おきに切り替わるので、設定したいモードの表示のときに指を離せばそのモードに切り替わる。既定はプリアンプモードとなっている。

プリアンプモードは常時音量が表示される。

DACモードは常時サンプリングレートが表示される。

プリアンプモードであればソースの音量を調整できるので、名前の通りプリアンプとして使用することができる。音質が良いのはDACモードなので、音量調整が不要であればDACモードに変更しておこう。ただし、DACモードでは音量が最大で固定されるので、プリアンプとしては使えない。尚、プリアンプモードでの音量は0.5dB単位で調整可能。

その他の機能として、自動電源オン・オフ機能が搭載されている。接続しているデバイスの電源オン(正確には信号の入力)を感知してE30の電源を連動してオン(待機モード)にし、接続しているデバイスがオフになればE30もスタンバイモードに切り替わる。この機能は既定でオンになっているが、オフにすることも可能。また、ディスプレイの明るさを3段階に変更可能。

管理人は手元にオーディオテクニカの「AT6098 ハイブリットインシュレーター」が余っていたのでE30に両面テープで取り付けてみた。制振効果がどうこうよりも完全に見栄え重視である。適度に重さが増して安定性が良くなった。

追記(21/04/09)

E30本体の設定は、電源を取り外しても設定した内容は記憶している。管理人が試したところ、アンプモード、ボリューム、画面の明るさ等、全ての設定を記憶していた。使うときだけ電源を接続するような使い方でも再設定の必要は無く、快適に使用できると思う。尚、長期間(数ヶ月)放置したらどうなるかは不明。

使ってみた感想

使い心地に関してはリモコンがあるので極めて良好。いちいち本体に手を伸ばさなくていいのは快適である。音量を長押しすれば素早く音量の調整が行えるが、ちょっとレスポンスが良すぎる気がする。慣れれば問題ないが。

E30本体は電源ボタンしかないので、リモコンが壊れたり無くなってしまうと操作不能に陥るので注意が必要。管理人は学習リモコンを持っているので、こちらにE30リモコンのボタン割当を全部学習させて使用している。

それでは、気になる音質を比較してみる。E30のデジタルフィルターは既定のF-3に設定してある。使用するアンプは「Denon PMA-60」で、PC→DAC→PMA-60→スピーカーという接続になっている。言うまでもないが、PMA-60はアナログ入力になっている。スピーカーは「Wharfedale(ワーフェデール)REVA 2」という英国製のもの。

Wharfedale REVA 2(左の白いスピーカー)

FOSTEX PC100USB-HR2

まずは「FOSTEX PC100USB-HR2」というハイレゾ対応DAC機能付きボリュームコントローラーがあるので比較してみたが、音の情報量はプリアンプモードでもE30の方が多い気がした。PC100USB-HR2もデスクトップで使うには十分な性能であるが、E30を聴いた後だと少し物足りなく感じてしまう。音にそこまで拘りのない管理人でも違いが分かった気がするので、ある程度良いスピーカーやアンプが揃っているのであれば、DACは良いものを使用した方が良い。

Denon PMA-60

PMA-60自体にもDAC機能があるので比較してみる。PMA-60はE30よりもアナログっぽい音質であり、高域の余韻が心地良い。悪く言えば、色付けされている音質とも言える。E30はどちらかというとデジタルっぽい音で、原音に忠実という印象を受けた。DACは、アンプやスピーカーに音声信号を何もアレンジせずそのまま伝えるのが重要と考えるのであれば、E30の方が優れているのかも知れない。デジタルフィルターの設定によって音質は変わるので、単純な比較はできないのだが・・・。

他のUSB-DACは持っていないので色々と比較はできないが、E30はDACとしても優秀なPMAー60にも劣らない音質だったのは驚いた。デスクトップやサブシステムで使用するなら十分な性能と品質なので、コストパフォーマンスはとても良いと思う。個人的にE30に欠点は無いと感じており、中華ということを我慢できるのであれば大変おすすめできるDACである。

ちなみに、管理人はE30を先日レビューした「高音質ステレオパワーアンプ WP-SSA10W」と接続して使用している。

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