ZPGBF管理人 | ZPGBF https://www.zpgbf.jp Mon, 24 Aug 2020 03:00:09 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.4.2 https://www.zpgbf.jp/wp-content/uploads/2020/02/2020011702185841e-100x100.ico ZPGBF管理人 | ZPGBF https://www.zpgbf.jp 32 32 「DELL S2721DGF」ネイティブ165Hz 27インチ ゲーミングモニターを買ってみた! https://www.zpgbf.jp/dell-s2721dgf-review/ Mon, 24 Aug 2020 04:42:21 +0000 https://www.zpgbf.jp/?p=935 ネイティブ165HzリフレッシュレートのG-SYNC Compatible認証ゲーミングモニター「S2721DGF」を買ってみたので軽くレビューしてみる。

Dell Sシリーズ S2721DGF 27インチゲーミングモニター | Dell 日本
驚くほど高速なIPSテクノロジー、鮮やかな色彩、ティアリングフリー、スタッタリングフリーのゲームプレイを備えた27インチQHDゲーミング モニターを、大胆に刷新した設計でお届けします。
Dell 27 Gaming Monitor: S2721DGF | Dell Croatia
27" QHD gaming monitor with blazing-fast IPS technology, stunning color coverage and tear-free, stutter-free gameplay in a revamped bold design.

27インチ WQHDゲーミングモニターを選んだ理由

前回レビューしたAW3420DWの左右にサブモニターを配置してトリプルモニターとして使用する為、27インチモニターを用意する必要があった。サブモニターの条件は以下。

  • 27インチ WQHD解像度
  • IPSパネル
  • G-SYNC対応(Compatible認証可)
  • 高リフレッシュレート

何故この条件にしたかというと、34インチUWQHDと27インチWQHDはドットピッチがほぼ一緒であり、高さもほぼ同じサイズ。横に並べて使うのに丁度良い。メインモニターであるAW3420DWが高リフレッシュレート(120Hz)なので、サブとして使うモニターも高リフレッシュレート(120Hz以上)であることが望ましい。さらに欲を言えば、AW3420DWと同じNano IPS 液晶パネルを搭載しているものが良い。まぁこれらは自己満足であり、サブモニターとして使用するなら一般的な60Hzモニターで問題ない。しかし、それではジサカーとしての欲望は満たされないのだ。

これらの条件を満たすモデルは、ALIENWAREシリーズを含めたDELLのラインナップには存在しなかった。LGやASUSからは出ていたのでそちらを購入しても良いかと思っていたが、DELL好きの管理人としては慣れているDELL製モニターが欲しい。どれにしようか迷っていたところ、今回の主役である「S2721DGF」がメーカーから発表され、条件を全て満たしていたので購入を決意。

AW3420DWの左右に配置してトリプルモニターとして使用するのだから、当然2台必要な訳である。もちろん2台購入しましたとも。今月上旬にDELLにオーダーを入れて、届いたのは10日後。シリアルナンバーを確認したところ2台とも近いナンバーであった。

S2721DGFはスペックを見る限り真新しさは無い。同じようなスペックであれば「LG 27GL850-B」「ASUS VG27AQ」がある。価格も似たり寄ったりなので、DELLに拘らなければこれらのモニターでも良いだろう。

S2721DGF スペック

主な特徴

ゲームを変えるパフォーマンス:Dell 27インチ ゲーミング モニターは、驚異的なスピードとあらゆる角度からの驚くような色彩パフォーマンスを実現する、平面スイッチング(IPS)テクノロジーを搭載しています。

迅速な応答性:超高速のネイティブ165 Hzリフレッシュ レートにより、速い動きが驚くほど鮮明に表示されるため、素早く反応することができます。

シームレスなスピード:非常に速く正確な1 ms GtGレスポンス タイムによりモーション ブラーを排除したことで、ハイスピード アクションでもスムーズなパフォーマンスを発揮します。

歪みのないゲームプレイ:NVIDIA® G-SYNC®テクノロジーとAMD FreeSync™ Premium Proテクノロジーにより、画面のティアリングとスタッタリングを排除することで、シームレスで低レイテンシーのHDRゲーミングをより一層促進します。

主なスペック

機器タイプ
LEDバックライト付液晶モニター – 27″
特徴
USB 3.0ハブ
アスペクト比
16:9
画素ピッチ
0.2331 mm x 0.2331 mm
コントラスト比
1000:1
最大表示色
10.7億色
ディスプレイ位置調整
幅, ピボット(回転), 旋回式, 傾斜式
寸法 (幅x奥行きx高さ) – スタンド含む
61.16 cm x 20.03 cm x 39.39 cm
付加サービス
3年間良品先出しサービス及びプレミアムパネルの保証
アダプティブシンク技術
AMD FreeSync Premium Pro
パネルタイプ
Fast IPS
実効解像度
QHD 2560 x 1440 (DisplayPort: 165 Hz, HDMI: 144 Hz)
輝度
400 cd/m²
応答時間
1 ms (GtoG)
入力コネクタ
2xHDMI, DisplayPort
スクリーンコーティング
反射防止, 3Hハードコーティング
準拠規格
RoHS, BFRフリー, DisplayPort 1.4, PVC-free, 水銀不使用

接続オプション

ポートとスロット:
1. AC電源ポート | 2.セキュリティ ロック スロット | 3.2 HDMI 2.0ポート | 4.DP 1.4ポート | 5.音声ライン出力ポート | 6.USB 3.0アップストリーム ポート | 7.2 USB 3.0ダウンストリーム ポート | 8.USB 3.0ダウンストリーム ポート | 9.ヘッドホン オーディオ ポート | 10.USB 3.0ダウンストリーム ポート | 11.スタンド ロック

付属ケーブル:
1. 電源ケーブル | 2.HDMIケーブル | 3.DPケーブル | 4.USBケーブル

気になるポイント

S2721DGFの特に注目されるスペックは以下だろう。

  • AMD FreeSync Premium Pro
  • G-SYNC Compatible認証
  • リフレッシュ レート 165Hz
  • 応答時間 1 ms (GtoG)
  • VESA DisplayHDR™ 400認証
  • DCI-P3 98%
  • IPS液晶パネル搭載
S2721DGFは、AMD FreeSync Premium Pro(FreeSync 2)と、G-SYNCに対応したモニターである。DELLの日本語サイトにはG-SYNC対応としか表記されておらず、G-SYNC Compatible認証とは表記されていない。S2721DGFは、G-SYNC Compatible認証モニターである。G-SYNC対応モニターを購入する場合は気をつけよう。Compatibleでも良いなら気にする必要はないが「G-SYNC」と「G-SYNC Compatible」は別物である。ディスプレイ同期技術であるNVIDIAの「G-SYNC」やAMDの「FreeSync」に関しては説明しだすと長くなるのでここでは省略する。詳しく知りたい人はググってみよう。
応答速度は1ms (GtoG)と非常に高速で、リフレッシュレート 165Hzであれば全く問題ない。この応答速度はオーバードライブ時で1msと思われる。おそらく設定で一番速い「最速」にしたときのものであろう。
S2721DGFが搭載しているパネルは、LGエレクトロニクスのNano IPS 液晶パネルであると思われる。ソースはdell.com。Nano IPS 液晶パネルは現状最高クラスのパネルなので、スペックとしては十分だろう。色域は「DCI-P3 98%」とかなりハイスペック。
HDRは、VESA DisplayHDR™ 400認証であり、AMD FreeSync Premium ProやG-SYNCとの併用が可能である。
DELLのモニターは「プレミアムパネル交換」「良品先出しサービス」が3年間保証として付属している。プレミアムパネル交換とは、画面上に1つでもドット抜けが見つかった場合、ハードウェア限定保証の期間内であれば、DELLのプレミアムパネル交換により無償で代替品に交換することが可能。大抵のメーカーは液晶パネルにドット抜けが数個あっても、それは正常であり不良ではないとしている。DELLの保証対象であるドット抜けとは「輝点」のことで、白、青、緑、赤等、常時点灯しているピクセルのことである。一般的には光らない黒いピクセルのこともドット抜けと言うが、これは保証対象外なので注意。ちなみに、パネル内のゴミ混入、輝度ムラ、色ムラ等もサポートに伝えれば場合によっては対応してくれる。正直、ドット抜けよりもゴミ混入やムラの方が目立つし気になる。この辺りは応じないメーカーもあるので、しっかりと対応してくれるDELLは魅力的である。
良品先出しサービスとは、3年間のハードウェア限定保証の期間内であれば、交換が必要になった場合、翌営業日までにモニターを出荷するというもの。正常なモニターが先に届くので、手元の不良モニターと交換したら、集荷を依頼して不良モニターを発送するという流れになる。手元からモニターが無くならないので、パソコンが使えなくなるということはない。これらの保証サービスはDELL最大の魅力のひとつだろう。

注意点

S2721DGFの最大解像度とリフレッシュレートは、DisplayPortとHDMIで異なる。
  • DisplayPort:2560 x 1440 @ 165 Hz
  • HDMI:2560 x 1440 @ 144 Hz
殆どのユーザーはパソコンで使用する場合、DisplayPort接続だろうし特に気にする必要はないと思うが、HDMI接続で使用する場合はリフレッシュレートが最大144Hzになる。
安価に売られているDisplayPortケーブルを使用すると、帯域不足で高リフレッシュレートで動作しない場合がある。AW3420DWをレビューしたときと同じく、こちらで用意した適当なDisplayPortケーブルを接続し165Hzを選択したら、カラーフォーマットがYCbCrになってしまった。基本的にパソコンはカラーフォーマットRGBで使用することが望ましい。このRGBというのはピクセルひとつひとつに色の情報が入っている。YCbCrは色の情報が入っていないピクセルがあり、入っていない部分は間引いて表示される。つまり、YCbCrは帯域がRGBより少ないが、画質が落ちることになる。なので、付属のDisplayPortケーブルを使用しない場合、帯域の太い高品質なケーブルを用意した方が良い。管理人が使用しているのはこちらのケーブル。
帯域がギリギリだと不安定になったりチラついたりするので、高解像度、高リフレッシュレートのモニターに使用するケーブルは、Ver.1.4対応のケーブルが良いと思う。こちらのサンワサプライ8Kケーブルは、付属ケーブルより細くてしなやかで取り回しが良いので管理人お気に入り。動作も非常に安定しており、不具合は皆無。

S2721DGF レビュー

モニター本体外観

インパクトのあるデザインのパッケージ。

裏はこのようになっている。

側面にはスペックが表記されている。パッケージには「G-SYNC」の表記は見当たらず、AMD FreeSync Premium Proの表記のみ。Compatible認証製品に堂々とG-SYNCステッカーを貼ってしまう韓国メーカーのものとは違い良心的である。

開封すると、一番上に簡易マニュアル、ケーブル類、スタンドベースがある。

内容をよく読んでおこう。

付属のケーブル類。

モニター本体とスタンドライザー。

スタンドベースとスタンドライザーを組み立てる。

スタンドベースにスタンドライザー固定用のネジが組み込まれている。適度に締めこんでライザーを固定する。

スタンドライザーモニター固定部分。

モニター本体に組み立てたスタンドを取り付ける。

ワンタッチで取り付け可能であり、取り外しも容易。スタンド本体は堅牢な作りになっている。

スタンドを取り付けたモニター。

モニター背面。

モニターのブランドロゴは保護シールが貼ってある。剥がしておこう。

モニター背面のブランドロゴ。

モニター背面は通気口が設けられており、ここから空気が取り込まれる構造になっている。

熱はモニター上側の通気口から排出される。

モニター右側背面にはジョイスティックと機能ボタンがある。

スタンドにはケーブルを通せるようにケーブルスロットがある。

モニターをパソコンに接続してみる。

3辺フレームレスデザインとなっており、ベゼルの太さは上と左右が7mm、下が14mm。これは非表示部分を含めた数値。

気になる液晶パネルの品質だが、左右縁の輝度が若干低い位で、輝度ムラ、色ムラは全く問題ない。個体差もあるだろうが、管理人の元に届いたものは2台ともかなり高品質で、色合いもほぼ一緒だった。ドット抜け、輝点、パネル内のゴミ混入も無かった。

モニター背面はゲーミングモデルらしくイルミネーションが搭載されている。動作はオンとオフしか選べないようで、色は画像のようにブルーで固定されており、明るさの調整は行えない。

暗い部屋だとこのようになる。明るすぎず暗すぎず絶妙。個人的にこのデザインはカッコ良いと思う。

DELLのブランドロゴはただのシルバーではなく、プレミアムモデルで採用されていることが多いプリズムカラーになっている。光を虹色に反射するので環境によってはかなり目立つかも知れない。

モニター背面のブランドロゴもプリズムカラーになっている。

モニターの調整範囲は、上下は130mmとなっている。こちらは一番下げた状態。

一番上げた状態。

上下の傾きは21°~-5°となっている。こちらは21°の状態。

-5°の状態。

左右はそれぞれ45°までとなっている。こちらは左に45°傾けた状態。

この状態でもモニターの安定性が損なわれることはない。DELLはスタンドの品質が高く、とても使いやすい。ディスプレイを回転させて縦にすることも可能。左右どちらにも90°まで回転可能。

モニターの操作

ジョイスティックか機能ボタンを押せばメニューが表示される。

ゲームの項目では、ゲーム機能に関する設定が行える。内容は後述。

輝度/コントラストの項目では、輝度とコントラストが調整可能。デフォルトでは輝度「100%」、コントラスト「75%」となっている。流石に輝度100%だと明るすぎなので、20%辺りで使用している。基本的にコントラストは輝度で調整しきれない場合のみ調整するものだが、拘りが無いのであればデフォルトの75%で良いだろう。
最近のDELLのモニターはフリッカーレスが当たり前になっており、スペック等に記載はない。当然だが、S2721DGFもフリッカーレスである。

入力信号は、それぞれの映像入力を選択可能。

ディスプレイは、アスペクト比や入力カラー形式を設定可能。

オーディオは、音量を調整可能。S2721DGFはスピーカーを搭載していないので、この音量はライン出力やヘッドホン出力のものになる。

メニューは、メニュー自体の設定。言語や表示している時間等が設定可能。

カスタマイズでは、ショートカットやモニターのハードウェアに関する設定が行える。「照明」は、モニター背面にあるブルーのイルミネーションの設定項目。

ゲームの項目に戻る。プリセットは12種類から好みのものを設定可能。特に拘りが無いのであれば標準で良いだろう。

ユーザーカラーというのは、自分で色合いを調整可能。

ゲーム向上モードという機能は、タイマーやフレームレートを表示する機能で、オンにすると画面左上に表示される。これらは同時使用に制限がある。ディスプレイ配置というのは、オンにすると画面の外周に調整用のガイドが表示され、複数ディスプレイの配置を調整するのが容易になる。まぁ普通は使わない機能だと思う。

こちらはフレームレートを表示した状態。

応答速度は「高速」「超速」「最速」の3種類から選べる。デフォルトでは高速になっている。FPSや音ゲーをプレイする人は超速か最速に設定するのが良いかも知れない。

暗さスタビライザーというのは、暗い部分を明るく補正して見やすくする機能のこと。デフォルトでは「0」になっている。S2721DGFはハイエンドモデルでありながら設定項目は割と少ない。ユーザーフレンドリーである。

NVIDIA コントロールパネル

メインパソコンにAW3420DWと、S2721DGF 2台を接続した。全て問題なく認識されている。2020/8現在、S2721DGFの専用ドライバーはデバイスマネージャーからの自動更新は行えないので、DELLから手動でダウンロードする必要がある。カラープロファイル等のデータがあるので、忘れずに更新しておく。接続して放っておいてもドライバーはインストールされない。尚、カラープロファイルを更新して色合いがおかしくなる場合は、「アダプターのプロパティ」にある「色の管理」から該当するプロファイルを削除しよう。

解像度の変更では、解像度とリフレッシュレートの設定が行える。デフォルトだと管理人の環境では60Hzになっていたので、とりあえずメインモニターと同じ120Hzに設定した。カラーフォーマットはデフォルトではRGBになっているのでそのままにした。

モニター本体の設定でAMD FreeSync Premium Proがオンになっていれば、パソコン側はG-SYNC対応モニターとして認識する。「ウィンドウモード表示と全画面モードを有効化」にすると、ハードウェア・アクセラレーションを使用するアプリの動作が重くなることがあるので、差し支えなければ「全画面モードを有効化」の方にチェックを入れる。デフォルトではこちらになっているはず。この設定だとフルスクリーンモードはもちろん、仮想フルスクリーンモードでもG-SYNCはほぼ動作する。

ゲームをウィンドウモードで起動する場合は、Windowsの仕様で垂直同期が有効になり、スタッタリングやテアリングが出ることは殆どない。もしスタッタリングやテアリングが出るようであれば、ウィンドウモード表示と全画面モードを有効化にチェックを入れよう。

AW3420DWが中央で、S2721DGFを左右に配置。AW3420DWはG-SYNC対応モニターなので、G-SYNC対応と表示されている。S2721DGFはG-SYNC Compatible認証モニターなので、G-SYNCとの互換性と表示されている。G-SYNCは複数ディスプレイ環境でも、対応しているモニターであれば全て問題なく動作する。

まとめ

管理人はS2721DGFをサブモニターとして購入したが、メインとして使用するのにも十分だと感じる。ゲームだけではなく、広い色域のお陰で動画や写真編集にも普通に使用できる。ひとつ欠点を上げるとすれば、高リフレッシュレートでゲームをするなら高いマシンスペックを要求される事だろう。2560×1440という解像度はフルHD(1920×1080)と比較すると、およそ1.8倍の解像度になる。ここ最近のレイトレ対応ゲームを快適に動作させるのであれば、RTX 2060、欲を言えばRTX 2080辺りは欲しいところ。

ちなみに、管理人がオーダーしたときの価格は税抜き48,980円だった。これは割引が入っている価格であり、標準価格は税抜き72,800円となっている。2020/8現在、Amazon等での販売は無くDELL直販のみで購入可能。

追記:Amazonでの取り扱いを確認。発売日は9/26となっており、現時点で予約注文が可能。

モニターを購入する際にドット抜けに当たらないか心配する人が多いと思うが、最近の液晶パネルはドット抜けはほぼ無いと思って良い。管理人はここ10年でDELLのモニターを10台ほど購入しているが、全て輝点及びドット抜けは無い。LG製も6台購入したが、こちらも全てドット抜けは無い。しかしながら、絶対に当たらないという訳ではないので、運が悪ければ引き当てるだろう。殆どのメーカーはドット抜けは不良と認めていないので、市場に出回るのは避けられない。ドット抜け、パネル内のゴミ混入、輝度ムラや色ムラ等、スペックに現れない品質は価格に比例する傾向があり、コストを抑えたモデルであればこれらの不良品(消費者から見ればドット抜けは不良以外の何物でもない)に当たる可能性は高まる。こういった不良はメーカーでは許容範囲内とされ、交換や修理に応じてもらえない場合が多い。

DELLであれば安価なモデルでも「プレミアムパネル交換」「良品先出しサービス」の3年保証が付いているし、サポートもしっかりしている。全体的に価格が高い傾向にあるDELLだが、品質はとても良い。メーカーに拘りが無いのであればDELLを選んでおけば間違いないだろう。

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「ALIENWARE AW3420DW」34インチ ウルトラワイドゲーミングモニターを買ってみた! https://www.zpgbf.jp/alienware-aw3420dw-review/ Wed, 22 Jul 2020 01:30:45 +0000 https://www.zpgbf.jp/?p=894 DELLのプレミアムゲーミングパソコンブランド「ALIENWARE」のハイエンドゲーミングモニター「AW3420DW」を買ってみたので軽くレビューしてみる。

Alienware 34インチ曲面ゲーミング モニター - AW3420DW | Dell 日本
IPSナノ カラー(98 % DCI P3)テクノロジーとTrue 2 msのレスポンス タイムを備えたフル カラー34インチ ゲーミング モニター。1900R WQHDの解像度と21:9のアスペクト比が特徴的なディスプレイ。

21:9 曲面ウルトラワイドを選んだ理由

普段メインのパソコンで使用している32インチ4Kモニター「LG 32UD99-W」が不具合を起こしたので、保証期間内ということもありメーカーに修理をお願いした。このモニターには特有の不具合があるようで、液晶パネルの端が変色してしまうという症状が発生しやすい。この不具合は経年変化で徐々に進行するもので、個体差はあるものの概ね1~2年程で出るようだ。管理人はこのモニターを3台所有しており、横一列に並べてトリプルモニターとして使用している。まぁそれはどうでも良いのだが、3台とも同じ症状が出ていたので全部修理に出した。32UD99の修理の間モニターが無いと困るし、丁度良い機会なのでモニターを新調することにした。

デスクトップで使用する場合、32インチの32UD99はなかなか大きく4K(3840×2160)という解像度も相まって写真や動画編集等の作業性は良好である。しかし、4KはWindows環境だとまだまだ癖があるし、ドットバイドット表示で使用するならフルHD(1920×1080)やWQHD(2560×1440)が使いやすい。管理人は32インチ4Kを使用するときはスケーリング設定を150%にしている。これはドットバイドット表示のWQHDと同等になる。つまり、写真や動画は高解像度で表示出来るが、作業領域はWQHDと変わらないということになる。32インチ以下の4Kモニターでドットバイドット表示で使うのは今のWindowsだと現実的ではない。

また、ウルトラワイドの曲面モニターに慣れてしまうと、32インチ辺りの大きいフラットなモニターはデスクトップ環境だと歪んで見えてしまう。管理人は32UD99を使う前はDELLの「U3415W」を使用していた。これは34インチ ウルトラワイドモニターで、AW3420DWと同じ曲面モニターである。これらの曲面モニターは一度使用したこのある人であれば分かると思うが、慣れるとかなり快適なのだ。最近この事が気になり出し、次に買い換えるときは3440×1440解像度のウルトラワイド曲面モニターにしようと決めていたのである。

そして、メインパソコンでもたまにゲームをするので、今回は「G-SYNC」等のディスプレイ同期技術対応であること、「高リフレッシュレート」であることを条件に入れた。管理人はモニターメーカーはDELLが好きなので、今回はAW3420DWを選択した。

尚、似たようなスペックで「Acer X34Pbmiphzx (Predator X34)」があるが、価格がAW3420DWとあまり変わらない。Acer好きであればこちらを選んでも良いと思う。

X34Pbmiphzx | acer

AW3420DW スペック

主な特徴

豊富な色彩:新しいIPSナノ カラー テクノロジーにより、コンテンツ制作者が98 %のDCI-P3のカラー カバレッジを活用して表現した、豊かな色が表示されます。これは、sRGBよりも広範囲でプロフェッショナル向けの色域です。

瞬時に反応:オーバードライブ使用時で2 ms(GTG)の真のレスポンス タイムと、120 Hzのリフレッシュ レートにより、高速で応答性に優れたゲームプレイが可能です。人工的なトリックは必要ありません。120 Hzのリフレッシュ レートによりアクションに後れをとることがなく、ゲームのあらゆる瞬間を存分に体感できます。

完璧な表示処理:NVIDIA® G-SYNC™テクノロジーにより、モニターの表示準備が整ってから、すべてのフレームが表示されます。これにより、画面フレームが常にNVIDIA®グラフィックス カードと同期されるため、ティアリングやアーティファクトなどの歪みをなくし、スムーズで鮮やかなイメージを表示できます。

すべてを視野に入れる:1900Rの曲面ディスプレイによりゲームの深みへと完全に引き込まれ、21:9のアスペクト比によりどこから見てもすべてが壮大に表示されます。曲面スクリーンにより視野が最大限に広がり、目の動きが減るので、より長く快適にゲームに集中できます。

リアルな表示を実現:3,440 x 1,440 WQHD解像度のディスプレイを装備。490万ピクセル(WFHDディスプレイの1.79倍の細かさ)の鮮明でクリアーなグラフィックスを表示できます。草の葉が1枚ずつ、白刃の光りが1つずつ、汗の粒が1つずつ、かつてないほど鮮やかに、濃く、豊かに映し出されます。

主なスペック

機器タイプ
LEDバックライト付液晶モニター – 34.1″
アダプティブシンク技術
NVIDIA G-SYNC
パネルタイプ
IPS
実効解像度
WQHD 3440 x 1440 @ 120 Hz
輝度
350 cd/m²
応答時間
2 ms (GtoG)
入力コネクタ
HDMI, DisplayPort
スクリーンコーティング
反射防止, 3Hハードコーティング
重量
15.67 kg
付加サービス
Advanced Exchange ServiceおよびPremium Panel Exchange (3年間)
カーブスクリーン
対応
特徴
USB 3.0ハブ
アスペクト比
21:9
画素ピッチ
0.2325 mm
コントラスト比
1000:1
最大表示色
1680万色
ディスプレイ位置調整
幅, 旋回式, 傾斜式
寸法 (幅x奥行きx高さ) – スタンド含む
81.371 cm x 27.359 cm x 56.145 cm
準拠規格
EMC
傾き、旋回、垂直の調整
モニターは左右上下の傾斜と垂直に最大130mmの調整が行える。

接続オプション

1. 電源 | 2.音声ライン出力 | 3.HDMI | 4.DisplayPort | 5.VESAマウント | 6.USB 3.1 Gen1(PowerShare対応) | 7.ダウンライトおよびタッチ センサー | 8.ヘッドフォン ジャック | 9.USB 3.1 Gen 1 | 10.USBアップストリーム | 11.2 x USB 3.1 Gen1

気になるポイント

AW3420DWの特に注目されるスペックは以下だろう。
  • NVIDIA G-SYNC
  • リフレッシュ レート 120Hz
  • 応答時間 2 ms (GtoG)
  • DCI-P3 98%
  • IPSナノ カラー テクノロジー
AW3420DWは最近良く聞くパチもんのG-SYNCである「G-SYNC Compatible認証」ではなく、正真正銘のG-SYNC対応モニターである。中にはG-SYNC Compatible認証モニターなのに、G-SYNC対応と謳い(スペック欄にはCompatibleと書いてある)消費者を混乱させるモデルが存在する。G-SYNC対応モニターを購入する場合は気をつけよう。Compatibleでも良いなら気にする必要はないが「G-SYNC」と「G-SYNC Compatible」は別物である。ディスプレイ同期技術であるNVIDIAの「G-SYNC」やAMDの「FreeSync」に関しては説明しだすと長くなるのでここでは省略する。詳しく知りたい人はググってみよう。
応答速度は2ms (GtoG)と非常に高速で、リフレッシュレート 120Hz程度であれば全く問題ない。この応答速度はオーバードライブ時で2msとメーカーサイトに書いてあるので、おそらく設定で一番速い「最速」にしたときのものであると思われる。
スペックにさり気なく「DCI-P3 98%」「IPSナノ カラー テクノロジー」とあり、LGエレクトロニクスのNano IPS 液晶パネルを搭載しているものと思われる。液晶としては現状最高クラスのパネルなので、スペックとしては十分だろう。尚、パネルの曲率は1900Rとなっている。
ひとつ注意として、今どきのハイエンドモニターとしては珍しくHDR(ハイダイナミックレンジ)非搭載である。Windows環境でHDRを使用すると色合いが不自然になるし、正直無くても困らない機能である。
DELLのモニターは「プレミアムパネル交換」「良品先出しサービス」が3年間保証として付属している。プレミアムパネル交換とは、画面上に1つでもドット抜けが見つかった場合、ハードウェア限定保証の期間内であれば、DELLのプレミアムパネル交換により無償で代替品に交換することが可能。大抵のメーカーは液晶パネルにドット抜けが数個あっても、それは正常であり不良ではないとしている。DELLの保証対象であるドット抜けとは「輝点」のことで、白、青、緑、赤等、常時点灯しているピクセルのことである。一般的には光らない黒いピクセルのこともドット抜けと言うが、これは保証対象外なので注意。ちなみに、パネル内のゴミ混入、輝度ムラ、色ムラ等もサポートに伝えれば場合によっては対応してくれる。正直、ドット抜けよりもゴミ混入やムラの方が目立つし気になる。この辺りは応じないメーカーもあるので、しっかりと対応してくれるDELLは魅力的である。
良品先出しサービスとは、3年間のハードウェア限定保証の期間内であれば、交換が必要になった場合、翌営業日までにモニターを出荷するというもの。正常なモニターが先に届くので、手元の不良モニターと交換したら、集荷を依頼して不良モニターを発送するという流れになる。手元からモニターが無くならないので、パソコンが使えなくなるということはない。これらの保証サービスはDELL最大の魅力のひとつだろう。

注意点

AW3420DWの最大解像度とリフレッシュレートは、DisplayPortとHDMIで異なる。
  • DisplayPort:3440 x 1440 @ 120 Hz
  • HDMI:3440 x 1440 @ 50 Hz
殆どのユーザーはDisplayPort接続で使用するだろうし特に気にする必要はないと思うが、HDMI接続で使用する場合はリフレッシュレートが最大50Hzになる。HDMI入力はおまけ程度に考えた方が良いだろう。
安価に売られているDisplayPortケーブルを使用すると、帯域不足で高リフレッシュレートで動作しない場合がある。こちらで用意した適当なDisplayPortケーブルを接続したら、120Hzは選択可能なもののカラーフォーマットがYCbCrになってしまった。基本的にパソコンはカラーフォーマットRGBで使用することが望ましい。このRGBというのはピクセルひとつひとつに色の情報が入っている。YCbCrは色の情報が入っていないピクセルがあり、入っていない部分は間引いて表示される。つまり、YCbCrは帯域がRGBより少ないが、画質が落ちることになる。なので、付属のDisplayPortケーブルを使用しない場合、帯域の太い高品質なケーブルを用意した方が良い。管理人が使用しているのはこちらのケーブル。
帯域がギリギリだと不安定になったりチラついたりするので、高解像度、高リフレッシュレートのモニターに使用するケーブルは、Ver.1.4対応のケーブルが良いと思う。こちらのサンワサプライ8Kケーブルは、付属ケーブルより細くてしなやかで取り回しが良いので管理人お気に入り。動作も非常に安定しており、不具合は皆無。

AW3420DW レビュー

モニター本体外観

ハイエンドモデルらしく豪華なパッケージ。
裏側はこのようになっている。
デカすぎる箱のサイズは、51.5 x 95.5 x 30.5cm(高さ x 横幅 x 奥行き)となっている。保管する場合はかなり嵩張ると思う。DELLは修理する場合は良品交換で先に送ってくれるので、箱が必要なのは売るときくらいか。
箱の四箇所には写真のようなストッパーが付いている。
手前に引っ張るとロックが解除される。
そのまま引っ張ればストッパー本体が外れる。
緩衝材に発泡スチロールを使用していないのは好感が持てる。
箱を開けると簡易マニュアルが一番上にあるので、しっかり読んでから組み立てよう。
いきなり完成した状態。旧モデルでは角張ったデザインのスタンドだったが、新型モデルでは曲線を描いたスタイリッシュなものになっている。モニター本体の横幅はスペック上では81.371cmとなっている。アスペクト比16:9である一般的な32インチモニターと比べて10cm、27インチモニターと比べると20cmも大きい。34インチウルトラワイドモニターを購入予定の人は、設置場所を予め確認しておいた方が良いだろう。
「ALIENWARE」のロゴが格好良い。
モニターパネル右下にはヘキサゴンデザインの電源ボタン。
モニター背面。I/O カバーはまだ取り付けていない状態。白い部分はマットホワイトの塗装仕上げだと思う。真っ白というより少しグレーがかっている。安っぽいものに見られる青みのある白ではないので、高級感がある。ちなみにこのモニタースタンド、重量が単体で10キロ近くありかなり重い。剛性、安定性が高く無駄に高品質。モニターがグラグラすることはないし、昇降もスムーズに行える。高いだけある。
モニター右側背面にはジョイスティックと機能ボタンがある。
モニター左上背面には「エイリアン」のロゴがある。
エイリアンのロゴの下には「34」というモデルナンバー(?)のデザイン。
「AlienFX 照明」が搭載されており、電源を入れるとエイリアンとモニタースタンドの楕円部分が光る。
こちらは「I/O カバー」を取り付けた状態。このカバーは磁石で固定されるので、爪が硬くて外すのに難儀するということはない。高いだけある。
暗くなるとこのようになる。結構明るいので間接照明に使えるかも知れない。
エイリアンもちゃんと光るようになっている。
モニター正面のALIENWAREロゴの下側にはダウンライトが付いている。このライトはタッチセンサーのスイッチが付いており、ダウンライト単体でオンオフの切り替えが出来る。スイッチはALIENWAREロゴとダウンライトの間にある。
電源ボタンも光る。
これらのライトは光り物好きにはたまらないギミックだろう。
う~ん、格好良い。デスクの天板が明るいカラーリングだと映える。
ベゼルの幅は実測で上部と左右が約11mm、下部が約12.5mmとなっている。これはフレームとパネルの非表示部分を含めた数値。初期の頃のウルトラワイドモニターと比較すると大分スリムになっている。

モニターの操作

ジョイスティックか機能ボタンを押せばメニューが表示される。
まず真っ先に設定したいであろう「AlienFX 照明」の設定。デフォルトでは「17」のライトブルーになっている。20色から選べるようになっており、スペクトラムをオンにすると全ての照明がレインボー(各カラーが連続でサイクルする)になる。AlienFX アプリケーションを使用する場合はカスタムを「オン」にする。
ゲームの項目では、各プリセットやゲームに関する機能の設定が行える。
プリセットは12種類あり、好みのものを設定可能。
応答速度は「高速」「超高速」「最速」の3種類から選べる。デフォルトでは高速になっている。FPSや音ゲーをプレイする人は超高速か最速に設定するのが良いかも知れない。「暗さスタビライザー」というのは、暗い部分を明るく補正して見やすくする機能のこと。デフォルトでは「0」になっている。
ゲーム向上モードという機能は、タイマーやフレームレートを表示する機能で、オンにすると画面左上に表示される。これらは同時使用に制限がある。
輝度/コントラストの項目では、輝度とコントラストが調整可能。デフォルトでは輝度「100%」、コントラスト「75%」となっている。流石に輝度100%だと明るすぎなので、10~20%辺りで使用している。基本的にコントラストは輝度で調整しきれない場合のみ調整するものだが、75%だと少しきつい気がしたので70%に下げた。拘りが無いのであれば、コントラストはデフォルトの75%で良いだろう。
最近のDELLのモニターはフリッカーレスが当たり前になっており、スペック等に記載はない。当然だが、AW3420DWもフリッカーレスである。
消費電力はスペック上では58Wだが、ワットチェッカー読みで輝度0%で35W、輝度50%で39W、輝度100%で45Wだった。多少の誤差はあるだろうし、動画やゲームをしているときはもう少し高くなると思う。
機能ボタンを押すと、画面右上に現在の設定状況が表示されるようになっている。AW3420DWはハイエンドモデルでありながら設定項目は割と少ない。ユーザーフレンドリーである。
レビューは以上。

まとめ

「ALIENWARE AW3420DW」は控えめに言っても最高のゲーミングモニターである。曲面ウルトラワイドモニターは没入感が高いので、特にゲームに向いている。高解像度で作業領域が広く、クリエイティブな用途でも高い生産性を期待出来る。

どの分野においても最高のパフォーマンスを発揮するAW3420DWであるが、ひとつ欠点を上げるとすれば、高いマシンスペックを要求される事だろう。3440×1440という解像度はフルHD(1920×1080)と比較すると、およそ2.4倍の解像度になる。特にゲームではGPUの負荷が大きくなり、120Hzという高リフレッシュレートで動作させようものならその負荷は倍増する。高リフレッシュレートを維持するのであればハイエンドGPUでないと厳しいだろう。ここ最近のレイトレ対応ゲームを快適に動作させるのであれば、最低でもRTX 2080、欲を言えばRTX 2080 Tiは欲しい。管理人はRTX 2080 Tiを使用しているが、場合によってはこれでも性能不足を感じる。FPSなら兎も角、MMO等の普通のゲームをプレイするなら高リフレッシュレートのモデルでなくとも良い。60Hzのウルトラワイドで十分だろう。

モニターを購入する際にドット抜けに当たらないか心配する人が多いと思うが、最近の液晶パネルはドット抜けはほぼ無いと思って良い。管理人はここ10年でDELLのモニターを10台ほど購入しているが、全て輝点及びドット抜けは無い。LG製も6台購入したが、こちらも全てドット抜けは無い。しかしながら、絶対に当たらないという訳ではないので、運が悪ければ引き当てるだろう。殆どのメーカーはドット抜けは不良と認めていないので、市場に出回るのは避けられない。ドット抜け、パネル内のゴミ混入、輝度ムラや色ムラ等、スペックに現れない品質は価格に比例する傾向があり、コストを抑えたモデルであればこれらの不良品(消費者から見ればドット抜けは不良以外の何物でもない)に当たる可能性は高まる。こういった不良はメーカーでは許容範囲内とされ、交換や修理に応じてもらえない場合が多い。

DELLであれば安価なモデルでも「プレミアムパネル交換」「良品先出しサービス」の3年保証が付いているし、サポートもしっかりしている。全体的に価格が高い傾向にあるDELLだが、品質はとても良い。メーカーに拘りが無いのであればDELLを選んでおけば間違いないだろう。

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「虎徹Mark II & 風魔弐」超定番コスパ重視のクーラーを3600X 3700X 3900X 3950Xで検証 https://www.zpgbf.jp/kotetsu-fuma2-ryzen-part2/ Tue, 16 Jun 2020 10:52:17 +0000 https://www.zpgbf.jp/?p=880 ハイエンドCPUの発熱はコスパ重視のクーラーで抑え込めるのか軽く検証してみた、パートⅡ!

虎徹 MarkⅡ(KOTETSU マークⅡ)
サイズオリジナル設計サイドフロー型CPUクーラー。従来モデルに改良を加え、取り扱い易さが大幅に向上! AM4 「RYZEN」にも対応。
風魔 弐(FUMA2)
型番:SCFM-2000 / JAN:4571225057200製品の特徴ツインタワー・サイドフロークーラー・サイズオリジナル設計。

比較するCPUとクーラー

今回の検証で使用するクーラーは、サイズの「虎徹Mark II 」と「 風魔弐」のふたつ。

CPUは全てRyzenシリーズで「Ryzen 5 3600X」「Ryzen 7 3700X」「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 9 3950X」の4つで比較してみる。 …え?3800X?知らない子ですね。

前回の記事ではCPUを2種類に絞って検証したが、季節が夏に近づいて暑くなってきたし、クーラーの性能を再確認するために手持ちのRyzenを全部検証してみることにした。

CPUの動作や温度の確認は「Ryzen Masterユーティリティ」で行う。定格動作で手動オーバークロックは無し、全てマザーボード任せのAuto設定。Precision Boost Overdrive(PBO)無効と有効の2パターンで検証する。PBOとは、冷却に余裕がある場合はオーバークロックが自動で働く機能のこと。負荷をかけるソフトはCinebench R20で行う。パソコンが冷えた状態では正確な検証が出来ないので、Cinebench R20を数回繰り返して平均値を取る。室温は26℃。ファンコンの設定は、60℃以下は50%、70℃で75%、80℃以上で100%になるように設定してある。

使用するグリスは「親和産業 シミオシ OC Master SMZ-01R」通称ネコグリス。

IMG_5253.jpg

検証で使用するパソコン

マザーボード ASRock X570 Steel Legend
メモリ OCM3600CL19D-16GBN(速度3600MHz)
電源ユニット Seasonic SSR-750PX
PCケース Fractal Design Define R6(付属ファンを使用)

まな板ケースで検証するか悩んだのだが一般的な環境に近い方が参考になるだろうと思ったので、今回はケースに入れた状態で行う。マザーボードは定番の「X570 Steel Legend」にした。

前回ではベンチマーク動作中のスクリーンショットをいちいち載せていたのだが、今回は比較するパターンが倍になるので省略する。全部載せてたら画像だらけになるし、面倒である。

検証結果

それでは早速検証結果のグラフを載せてみる。

Cinebench R20 PBO有効とPBO無効のグラフはCPU温度で、単位は℃となっている。ついでに消費電力もグラフにしてみた。単位はW(ワット)。消費電力は「Hwmonitor」というソフト読みなので正確な値かどうか微妙なのだが、まぁ参考にはなるだろう。CPU温度に関しては、ベンチマーク開始直後に瞬間で高くなるが、これは無視している。ベンチマーク終了直前の温度をデータとして取っている。

まず6コアCPUの3600Xの動作に関してだが、このCPUはPBOを無効と有効どちらに設定しても消費電力や処理性能には殆ど違いがなかった。デフォルトの電力制限でほぼ100%の性能が発揮できるようになっているものと思われる。当然ながら、PBOを無効と有効を比較してもCPU温度の違いは僅かである。付属のリテールクーラーでは高負荷時で75℃以上になるので、虎徹にするだけでもかなり余裕が出る。定格クロックなら虎徹。オーバークロックしたり部屋にクーラーが無いなら風魔弐を選択すると良いだろう。

次に8コアCPUの3700Xの動作に関して。PBO無効だと3600Xと電力制限が同じ設定になるので、発熱に関しては3600Xとほぼ同等になる。しかし、PBOを有効にすると消費電力が増え、それに伴いCPU温度も高くなる。クーラーが虎徹の場合、PBO有効で82℃となっており、3700Xはなかなか熱いCPUであることが分かる。ファンはこの温度だと100%で回っているので、これ以上負荷が高くなると虎徹では冷却不足になる。3700Xは消費電力の割に温度が高い傾向にあるので、過酷な環境で使用するのであれば、冷却性能に余裕のあるクーラーを選びたい。

次に12コアCPUの3900Xの動作に関して。このCPUはPBO無効の電力制限が約142Wとなっており、結構な消費電力である。3700Xと比較すると消費電力の割に温度が低めであり、PBO無効であれば虎徹でもサーマルスロットリングは発生しない。付属の「Wraith Prism」クーラーでも高負荷状態が短時間であれば全く問題ない。しかし、PBO有効だと消費電力はソフト読みで160W辺りまで上昇する。消費電力が20W増えただけで温度が10℃も上がるのは納得いかないが、何回か試しても結果は変わらなかった。言うまでもないが、この状態だと付属のリテールクーラーでは冷却不足になる。風魔弐でも80℃となっており、環境によってはサーマルスロットリングが発生するだろう。3900X PBO有効であれば、ハイエンドツインタワークーラーか280mm以上の簡易水冷クーラーが欲しいところ。

最後に、16コアCPUの3950Xの動作に関して。このCPUはPBO無効の電力制限が約142Wとなっており、3900Xと同じ設定である。3900Xと比較しても温度はほぼ同じになる。管理人の環境だと何故か3900Xより温度が低めに出ているが、これは消費電力が3900Xより数ワット低いからだろう。まぁどちらにせよPBO無効であれば虎徹でも十分である。しかし、PBO有効だと消費電力はソフト読みで200W近くまで上昇する。虎徹だとサーマルスロットリングが発生するようで、温度は85~90℃で落ち着くものの動作クロックが下がるという状態になってしまった。3950Xはリテールクーラーが付属しないし、メーカーも280mmサイズの簡易水冷クーラーの使用を推奨している。空冷であれば風魔弐では冷却性能が不足気味なので、140mmファン搭載のハイエンドツインタワークーラーを使用した方が良いだろう。

Ryzenは保護機能があり、80℃を超えると動作クロックを落として発熱を抑える仕様になっている。極端に言えば、3950Xに虎徹より冷却性能の低いクーラーを取り付けても問題なく動作する。しかし、動作クロックが下がるということは処理性能が下がるということでもある。常にフルパワーを発揮させたいのであれば、高性能なクーラーを取り付けた方が良い。

まとめ

さらっと結果だけ載せてみたが、実はこの検証で丸一日潰れている。デフォルト設定で3950Xより3900Xの方が消費電力が高く、設定が上手くいっていないのかと色々と試していたのだ。Ryzen Masterユーティリティを観察していても特に異常は見当たらないし、電力制限も同じ値になっていたので仕様ということにした。まぁ個体差もあるだろうしセオリー通りにはいかないだろう。

今回の検証では改めて虎徹と風魔弐の良さを再確認出来た。どちらのクーラーもファンサイズは12cmでヒートシンクもコンパクトな設計になっており、一般的なATXマザーやMicroATXマザーであればメモリやビデオカードとの干渉はまず無い。取り回しが良く脱着が容易。価格の割に品質や冷却性能が優秀なので、管理人的にはクーラーの中ではサイズ製品が一番コストパフォーマンスに優れていると思う。3700Xまでならどちらのクーラーでも問題なく使用出来るので、予算を抑えたい人には最適なクーラーである。

最後にひとつ付け加えておくと、虎徹と風魔弐はあくまでコスパに重点を置いているクーラーであり、冷却性能を最大限に追求したクーラーではない。冷却性能が高いクーラーは他にもあるので、3900Xや3950Xを使用するのであれば、ちゃんと予算を確保して高性能なクーラーを用意した方が良い。

使用したパーツのレビュー

「サイズ 風魔弐(FUMA2)」レビュー
ツインタワー・サイドフロー型CPUクーラー「風魔弐(FUMA2) SCFM-2000」をレビュー!
「サイズ 風魔弐(FUMA2)」レビュー ~Core i9-9900KFで検証編~
「風魔弐(FUMA2) SCFM-2000」の冷却性能を「i9-9900KF」で検証。
「クマグリス」「ネコグリス」「ナノダイヤグリス」の性能を比較してみた
主観的に定番だと思われるCPUグリスの性能を比較!
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「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 SUPER AMP」レビュー https://www.zpgbf.jp/zotac-gtx1660s-amp-review/ Sun, 14 Jun 2020 03:32:03 +0000 https://www.zpgbf.jp/?p=847 高品質かつ高性能な「IceStorm 2.0」クーラーを採用した「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 SUPER AMP」をレビュー!

ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 SUPER AMP | ZOTAC
The all-new generation of ZOTAC GAMING GeForce GTX SUPER graphics cards are here. Based on the new NVIDIA Turing architecture, get ready to get fast and game st...
ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 SUPER AMP」製品情報
NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPERを搭載。オリジナルクーラー「IceStorm 2.0」を備え、約210mmの省スペースなオーバークロック仕様のグラフィックボード

NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPERを搭載。オリジナルクーラー「IceStorm 2.0」を備え、約210mmの省スペースなオーバークロック仕様のグラフィックボード

  • NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER搭載
  • ボード全長が約210mmの省スペースモデル
  • デュアルファン仕様のオリジナルクーラー「IceStorm 2.0」を搭載
  • ブーストクロック 1,845MHz
  • メモリクロック 14,000MHz
  • 6GB GDDR6 192bitメモリ搭載
  • DisplayPort×3、HDMI 映像出力端子装備
  • ボード1枚で4画面出力が可能
  • NVIDIA Ansel、G-SYNC対応
  • DirectX 12、OpenGL 4.6、Vulkanをサポート
  • 独自のオーバークロックツール「FireStorm」

株式会社アスク公式サイト

スペック

GTX 1660 SUPER
AMP
GTX 1660 GTX 1660 Ti RTX 2060
製造プロセス 12nm FFN 12nm FFN 12nm FFN 12nm FFN
GPUコア TU116 TU116 TU116 TU106
CUDAコア 1408基 1408基 1536基 1920基
ベースクロック 1530 MHz 1530 MHz 1500 MHz 1365 MHz
ブーストクロック  1845 MHz
(1785 MHz)
1785 MHz 1770 MHz 1680 MHz
メモリ容量 GDDR6 6GB GDDR5 6GB GDDR6 6GB GDDR6 6GB
メモリスピード 14 Gbps 8 Gbps 12 Gbps 14 Gbps
メモリインターフェース 192 bit 192 bit 192 bit 192 bit
メモリ帯域 336 GB/s 192 GB/s 288 GB/s 336 GB/s
TDP 125W 120W 120W 160W

カッコ内の数値はリファレンスモデルのスペック。仕様を見る限りでは、ブーストクロックがリファレンスモデルより60MHzも引き上げられている。前回レビューした「MSI GeForce GTX 1660 SUPER VENTUS XS OC」のブーストクロックは1815MHzとなっており、こちらは30MHzのOC仕様である。

パッケージと付属品

付属品はユーザーガイド的なものが付属している。補助電源ケーブルやドライバCDは付属していない。

ビデオカード本体サイズと出力端子

外形寸法は約209.6×119.3×41mmとなっている。手前に22mmほど突き出すが、補助電源コネクタは15mmほど引っ込んでいるので問題ないだろう。幅の狭いケースでも余裕。

厚みはちょうど2スロットサイズ。

ファンサイズはふたつ共に約85mmとなっている。

インターフェースは、DisplayPort x 3 (v1.4) / HDMI 2.0b x 1 となっている。最大同時出力は4画面となっている。DisplayPort出力はモニター側がAdaptive-SYNC対応であれば、Adaptive-SYNCで動作させることが可能。

※Adaptive-SYNCとは、FreeSync対応ディスプレイでG-Syncを動作させる機能のことである。FreeSync/G-Syncとは、ディスプレイのリフレッシュレートに対してFreeSync/G-Sync対応のGPUのフレームレートを同期させる機能であり、ティアリングやちらつきが低減または排除される。

ビデオカード本体外観

バックプレートはアルミ製で基板にしっかりとネジ止めされておりとても頑丈な作りになっている。このクラスでアルミ製が付いているのは珍しい。ZOTACのAMPエディションに対する拘りが伺える。強度が高い上にショートサイズだし、サポートブラケットは不要だろう。

ヒートパイプは3本で非接触式となっており、ダイレクトタッチ方式ではない。最近はミドルクラスのビデオカードにアルミ押出一体型ヒートシンクを採用するメーカーが多くなってきたが、AMPエディションはハイエンドモデルと同じタイプのクーラーを採用している。VRMやメモリ周りも全く問題ない。

ロゴにはLEDの装飾は無いので光らない。ファンのエンブレムはアルミ製で高級感がある。

検証

軽く検証してみる。CPUクーラーがRyzen上位モデル付属の「Wraith Prism」になっているが、付いているのはRyzen 5 3600Xである。CPUはPrecision Boost Overdrive有効、メモリ速度は3600MHz。ベンチマークソフトは「FF14 漆黒のヴィランズ」を使用する。ベンチマークの解像度はフルHD、1366×768の2種類、品質は最高品質と高品質(デスクトップPC)で行う。室温は25℃。冬に比べると室温が高めになってきたのでケースに入れた状態ではなく、まな板ケース(?)で組んだ状態で行う。パソコンのスペックはミドルクラスを意識した構成にしてみた。

パソコン構成

CPU AMD Ryzen 5 3600X
メモリ OCM3600CL19D-16GBN
マザーボード ASRock B450 Steel Legend
電源ユニット Seasonic SSR-750PX
ビデオカード ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 SUPER AMP
PCケース 長尾製作所 オープンフレーム ver.ATX

各設定で3回ほど実行し、ベンチマークソフトのレポート出力したデータや、モニタリングソフトのログデータの平均値をとってグラフにしてみる。スコアは3回の内の真ん中のデータを採用した。

平均フレームレートはフルHD最高品質で100を超えておりとても快適に動作する。スコアも非常に高く出ており、FF14のような比較的軽めのゲームであれば文句なしの性能だろう。

クーラーの冷却性能に関してだが、一言でいうとオーバースペックである。例えるなら、TDP65WのCPUにハイエンドツインタワークーラーを組み合わせているようなもの。ファンの回転は上がらないのでとても静かである。当然ながら、この程度の温度ではサーマルスロットリングは発生しない。ハードな使い方でも冷却性能が不足することはまず無いだろう。GPU温度の変化に対するファン回転数の変動も滑らかである。尚、セミファンレス仕様ではないのでファンの回転は低負荷で停止しない。

管理人の入手した個体ではファンの軸音は意識していても聞こえない。コイル鳴きも皆無に等しく、至近距離でないと聞こえないレベルである。ケースに入っていれば全く気にならないだろう。

ZOTAC GeForceシリーズのGPUクロックや動作電圧等を調整可能なソフトウェアが公式サイトからダウンロード可能。こちらの記事で使い方を解説しているので、参考にして頂ければ幸いだ。

ZOTAC「FIRESTORM 2.0」の使い方を解説
ZOTAC GeForceシリーズのGPUクロックや動作電圧等を調整可能なソフトウェアの使い方を解説。

下記のグラフは、Ryzen 9 3900X メモリ速度3600MHzの設定で手持ちのビデオカードを比較したもの。全てオリファンモデルなのでメーカーによる多少の誤差はあると思う。

総合評価

○ 良いと思った点

  • 全体的に高品質
  • 冷却性能がオーバースペック
  • 非常に高いブーストクロック

✕ 悪いと思った点

  • なし

 

ZOTACのビデオカードは本当に良く出来ている。オーバークロックモデルのブーストクロックがとても高く設定されており、クーラーも高品質かつ高性能。もちろんコストパフォーマンスを優先したモデルではそれなりになってしまうが、AMPエディションにハズレはない。欠点の見当たらない優秀なビデオカードである。

価格もライバルと殆ど変わらず、むしろ安価な部類に入る。ASUSやMSIのハイエンドモデルは高価なので、OC仕様のオリファンモデルでどのメーカーを買うか迷っているのであれば、ZOTACのAMPエディションにしておけば間違いないだろう。見た目の好みはあるだろうが、性能は本物。

「MSI GeForce GTX 1660 SUPER VENTUS XS OC」レビュー
冷却効率を高めるトルクスファン 2.0を搭載したオーバークロック仕様の「MSI GeForce GTX 1660 SUPER VENTUS XS OC」をレビュー!
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「MSI GeForce GTX 1660 SUPER VENTUS XS OC」レビュー https://www.zpgbf.jp/msi-gtx1660s-ventus-xs-oc-review/ Sat, 13 Jun 2020 12:44:11 +0000 https://www.zpgbf.jp/?p=816 冷却効率を高めるトルクスファン 2.0を搭載したオーバークロック仕様の「MSI GeForce GTX 1660 SUPER VENTUS XS OC」をレビュー!

GeForce GTX 1660 SUPER VENTUS XS OC
MSI GeForce GTX 1660 SUPER VENTUS XS OC
MSI「GeForce GTX 1660 SUPER VENTUS XS OC」製品情報
NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPERを搭載。冷却効率を高める「トルクスファン 2.0」を採用したグラフィックボード

NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPERを搭載。冷却効率を高める「トルクスファン 2.0」を採用したグラフィックボード

  • NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER搭載
  • 冷却効率を向上させる「トルクスファン 2.0」を採用
  • ブーストクロック 1,815MHz
  • メモリクロック 14,000MHz
  • 6GB GDDR6 192bitメモリ搭載
  • DisplayPort×3、HDMI 映像出力端子装備
  • ボード1枚で4画面出力が可能
  • NVIDIA GeForce GTX VR Ready
  • NVIDIA Ansel、G-SYNC対応
  • DirectX 12、OpenGL 4.5、Vulkanをサポート
  • MSI独自のユーティリティツール「アフターバーナー」

株式会社アスク公式サイト

スペック

GTX 1660 SUPER
VENTUS XS OC
GTX 1660 GTX 1660 Ti RTX 2060
製造プロセス 12nm FFN 12nm FFN 12nm FFN 12nm FFN
GPUコア TU116 TU116 TU116 TU106
CUDAコア 1408基 1408基 1536基 1920基
ベースクロック 1530 MHz 1530 MHz 1500 MHz 1365 MHz
ブーストクロック  1815 MHz
(1785 MHz)
1785 MHz 1770 MHz 1680 MHz
メモリ容量 GDDR6 6GB GDDR5 6GB GDDR6 6GB GDDR6 6GB
メモリスピード 14 Gbps 8 Gbps 12 Gbps 14 Gbps
メモリインターフェース 192 bit 192 bit 192 bit 192 bit
メモリ帯域 336 GB/s 192 GB/s 288 GB/s 336 GB/s
TDP 125W 120W 120W 160W

カッコ内の数値はリファレンスモデルのスペック。仕様を見る限りでは、ブーストクロックがリファレンスモデルより30MHz引き上げられている。メモリのスペックを無印1660や1660Tiと比べてみると、非常に期待が高まるスペックとなっている。

パッケージと付属品

補助電源コネクタやドライバCDは付属しない。保証書、買ってくれてありがとう的なカード、白黒印刷のユーザーガイドのみ付属。ラッキー君のマンガは上位モデルじゃないと付属しない模様・・・。

マンガ形式のユーザーガイドは無し!

ビデオカード本体にはコネクタカバーが付属している。安価なモデルでは省いているメーカーもあるので、これは地味に有難い。

ビデオカード本体サイズと出力端子

外形寸法は約204×128×42mmとなっている。

22mm程突き出すので、ITXケース等の小さいケースで使用する予定の人は注意した方が良い。補助電源コネクタも引っ込んでおらずフラット。

厚みはちょうど2スロットサイズ。

ファンサイズはふたつ共に約85mm。トルクスファン 2.0はブレードが14枚と一般的なビデオカードのファンより多い。このファンの風切り音は上品で、回転数が低くても良く冷えるのが特徴。管理人の入手した個体ではわずかに軸音が発生していたが、耳元で聞いてみないと分からないレベル。

インターフェースは、DisplayPort x 3 (v1.4) / HDMI 2.0b x 1 となっている。最大同時出力は4画面となっている。DisplayPort出力はモニター側がAdaptive-SYNC対応であれば、Adaptive-SYNCで動作させることが可能。

※Adaptive-SYNCとは、FreeSync対応ディスプレイでG-Syncを動作させる機能のことである。FreeSync/G-Syncとは、ディスプレイのリフレッシュレートに対してFreeSync/G-Sync対応のGPUのフレームレートを同期させる機能であり、ティアリングやちらつきが低減または排除される。

ビデオカード本体外観

バックプレートは樹脂製である。本体は短く軽い。大きくたわむことは無いのでこれで十分。

電源のVRMは専用のヒートシンクが取り付けてある。MSIはVRM周りがしっかりしている。

ヒートシンクのヒートパイプは1本でS字型になっている。太さは約8mmなので1本でも結構冷えそうだが、ダイとはダイレクトタッチ方式になっている。うーん・・・。

メモリが半分ほどヒートシンクから飛び出している。ヒートパイプは非常に熱くなるのでメモリが直下にあるのは心配ではあるが、まぁこれでも問題は無いのだろう。

既に分かっていると思うが、ヒートシンクは最近の安価なモデルに見られるアルミ押出一体型ヒートシンクである。あえてこれを採用するのはコストの面で優れているからであろう。特にASUSとMSIの安価なモデルではコストカットが躊躇に感じる。この辺りの価格帯はZOTACが高品質である。

検証

軽く検証してみる。CPUクーラーがRyzen上位モデル付属の「Wraith Prism」になっているが、付いているのはRyzen 5 3600Xである。CPUはPrecision Boost Overdrive有効、メモリ速度は3600MHz。ベンチマークソフトは「FF14 漆黒のヴィランズ」を使用する。ベンチマークの解像度はフルHD、1366×768の2種類、品質は最高品質と高品質(デスクトップPC)で行う。室温は25℃。冬に比べると室温が高めになってきたのでケースに入れた状態ではなく、まな板ケース(?)で組んだ状態で行う。パソコンのスペックはミドルクラスを意識した構成にしてみた。

パソコン構成

CPU AMD Ryzen 5 3600X
メモリ OCM3600CL19D-16GBN
マザーボード ASRock B450 Steel Legend
電源ユニット Seasonic SSR-750PX
ビデオカード MSI GeForce GTX 1660 SUPER VENTUS XS OC
PCケース 長尾製作所 オープンフレーム ver.ATX

各設定で何回か実行し、ベンチマークソフトのレポート出力したデータや、モニタリングソフトのログデータの平均値をとってグラフにしてみた。

平均フレームレートはフルHD最高品質でも100を超えており快適に動作する。ライトユーザーであれば十分な性能だろう。しかし、重いゲームだとある程度設定を落としたりする必要が出てくると思う。GTX1660シリーズはエントリークラスに近いミドルクラスの位置付けなので、より快適な環境を求めるのであれば素直にRTXシリーズにした方が良い。

クーラーの冷却性能に関してだが、それなりに冷えているようでサーマルスロットリングは発生していない。通常使用であれば冷却性能に問題は無い。ファンノイズは静かな部類であり、ケースに入った状態であれば気にならない。GPU温度の変化に対するファン回転数の変動も滑らかである。

尚、セミファンレス仕様ではないのでファンの回転は止めることが出来ない。アフターバーナーで手動で回転数を落とそうとしても、41%以下には下がらない仕様になっている。この辺りの回転数だとケースに入っていれば殆ど聞こえないが、これは欠点と捉えるユーザーもいると思う。

また、管理人の入手した個体ではコイル鳴きがなかなか激しく、ファンノイズよりむしろコイル鳴きが気になって仕方ない。今まで数十枚とビデオカードを使用してきたが5本の指に入るのではと思うほど。個体差にもよるのだろうが、気になる人は他のモデルにした方が良いかも知れない。

下記のグラフは、Ryzen 9 3900X メモリ速度3600MHzの設定で手持ちのビデオカードを比較したもの。全てオリファンモデルなのでメーカーによる多少の誤差はあると思う。

総合評価

○ 良いと思った点

  • ファンノイズが上品
  • 冷却性能はなかなか優秀
  • 安価なモデルでありながらバックプレート付き

✕ 悪いと思った点

  • 全体的に安っぽい
  • コイル鳴きが激しい(個体差の可能性)
  • ラッキー君のマンガが付属していない

 

まずこのビデオカードの売りはトルクスファン 2.0だろう。このファンはとても優秀で、個人的に風切り音が上品に感じる。安っぽいファンにありがちな唸るような低周波のノイズは殆ど聞こえないので快適そのもの。比較的安価なモデルでありながら冷却性能は余裕がある。しかしながら、コイル鳴きが激しく発生するという問題がある。これは管理人の入手した個体がハズレの可能性もあるためハッキリと欠点だとは言えない。また、全体的にコストカットが目立ち、安っぽく感じる。実際手に取ってみても感触からそれが伝わってくる。バックプレートが樹脂製なのが良くないのかも知れないが、無いよりはマシだろう。

総合的に評価すると価格相応。他メーカーのOC仕様のオリファンモデルと比較してみても、可もなく不可もなくと言ったところ。このクラスのビデオカードはコストパフォーマンスを優先する人が多いだろうし、メーカーもそれを良く分かっている。レビューなので無理やり欠点を入れてみたが、見た目や質感は性能に影響しない。品質に拘らなければ全く問題ないので、普通に動いてくれれば良いといった人にはおすすめ出来るビデオカードである。

「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 SUPER AMP」レビュー
高品質かつ高性能な「IceStorm 2.0」クーラーを採用した「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 SUPER AMP」をレビュー!
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【SKYRIM LE】reWASDを使用したエリコン2のボタン割り当てについて https://www.zpgbf.jp/skyrim-le-rewasd/ Wed, 03 Jun 2020 04:11:19 +0000 https://www.zpgbf.jp/?p=805 管理人がSKYRIMで設定しているエリコン2のボタン割り当てについて。

SKYRIMでの割り当て

スカイリムは2ボタン同時押しに対応しており、「Xbox360 Controller KeyRemap」というMODをインストールすることで手軽にキーアサインを再配置出来る。このMODは「controlmap.txt」というファイルを再編集してあるもので、このファイルを自分で編集すればコントローラー各ボタンのキーアサインを好きなキーアサインに設定出来る。しかし、テキストファイルとして開くと謎の文字列で表示され、熟練者でないと理解不能な内容となっている。

しかし、このファイルを簡単に編集出来るツールがある。「skyrim pad config」というツールがそれで、このツールで「controlmap.txt」を開くと上のスクショのようなウィンドウが表示される。上のスクショは既に管理人の好みの設定に編集済みになっている。使い方は実に簡単で、左側に各動作の項目が表示されており、右側にキーアサインを選択する項目がある。このキーアサインを好みのキーアサインに設定し、「Save」をクリックすれば保存される。同時にバックアップが作成され、保存したファイルはツール内と同じフォルダに保存される。このファイルをスカイリムのDataフォルダ内に上書きすれば、ゲームに反映される。controlmap.txtの格納場所は以下。

Skyrim\Data\Interface\Controls\PC\controlmap.txt

「L3+B」のようにふたつのキーアサインを設定してあるものは同時押しの設定になり、基本的にシフトボタンを押してから各ボタンを押すような使い方になる。当然だが、逆から押すと機能しないので注意。例えば、スクショのキー配置であればクイックインベントリを開く場合は「L3」を押しっぱなしにして「B」を押す。この場合のシフトボタンは「L3」になる。シフトで使うキーアサインは「+」の左に設定し、シフトと組み合わせるキーアサインは「+」の右に設定する。キーアサインを設定する項目が2列あるが、これはふたつの異なるボタンで同じ動作を割り当てるときに使用する。

管理人が変更している動作は以下。

バニラ 管理人SP
ジャンプ Y B
スプリント(ダッシュ) LB RB
パワー(シャウト) RB Y
スニーク(隠密) L3 LB
オートラン キーボード C L3+RT
待機 Back L3+Back
お気に入り DUP 及び DDown Back
ホットキー1(お気に入り用) DLeft DUP
ホットキー2(お気に入り用) DRight DDown
以下、バニラから追加した動作
ホットキー3(お気に入り用) L3+DUP
ホットキー4(お気に入り用) L3+DDown
クイックインベントリ(持ち物) キーボード I L3+B
クイックマジック(魔法) キーボード P L3+X
クイックステータス(スキル) キーボード / L3+Y
クイックマップ(地図) キーボード M L3+A

これらは「メインゲームプレイ」の項目であり、インベントリやクエストジャーナル等のUI画面での操作方法はバニラから変更していない。L3ボタン(左スティッククリック)をシフトボタンとして設定しており、このキーアサインはエリコンの左下パドルに割り当てている。この設定だとインベントリ等が一発で表示出来るようになっており非常に便利である。スニークも元のL3からLBに変更したことで、移動しながらスニークに切り替えるのもバニラに比べやり易い。

ホットキーをDLeftとDRightに追加で設定すればシフトと併せると最大で8つに増やせるが、DLeftとDRightはMODのホットキーとして使用するため未割り当てとなっている。MODでホットキーとしてコントローラーキーアサインに割り当てると、L3+DLeftのようにシフトボタンで分けても入力されてしまうので、MODのホットキーとお気に入り用のホットキーを併用するのは不可能である。この問題を解消するのであれば、reWASD側でシフトキーを設定する必要がある。

reWASDの割り当て

reWASDの設定はこのようになっている。内容としては、パドルにL3とキーボードのキーアサインを設定しただけ。L3は左スティッククリックと被っており、ゲーム内では左スティッククリックと左下パドルはどちらのボタンも同じように動作するが、左スティッククリックは滅多に使用しない。キャラを移動しながらだと使い難いので。

右側のパドルに「Y」と「U」を設定してあるが、これらは「Simple Lock-On LE」というMODで使用している。NPCなどのアクターをロックオン可能にするMODで、主に弓や魔法での操作が容易になる。「Y」はロックオンのオンオフ、「U」はロックオン対象の切り替え。

左上パドルの「V」は、「Dual Wield Parrying」という二刀流等でガードを可能にするMODで使用している。このMODはホットキーとして設定したキーを入力すると動作するのだが、XInput方式のキーアサインを設定出来ないという問題がある。つまり、マウスやキーボードのキーアサインのみ設定可能なので、このMODをコントローラーで使用するのであればreWASDが必要になる。尚、Simple Lock-On LEは、XInput方式のキーアサインを設定可能である。

TK Dodge」というドッジ(回避)を可能にするMODも使用しており、これはスプリント(バニラでLBボタン)の短押しで動作し、ボタンを離したタイミングで発動する。長押ししてから離しても動作はしない。管理人の環境ではこのドッジはRBボタンに設定してある。方向キーダブルタップで動作するようにも設定可能なので、ホットキーを割り当てなくても使用可能なものとなっている。

MODによってXInput方式のキーアサインを設定可能なものとそうでないものがあるので、reWASDはあった方が色々と便利である。エリコンとreWASDを組み合わせた環境は非常に快適で、これに慣れるとバニラには戻れない。

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まったく新しいXbox Elite ワイヤレスコントローラーシリーズ 2は、テンション調整可能なサムスティックや新しい交換可能なコンポーネントなど、プロのようにプレイできる 30 以上の新しい方法を特徴としています。

reWASD ダウンロード

reWASD公式サイトにアクセスし、アプリをダウンロード&インストールする。

Remap Xbox One controller with powerful gamepad mapper
Need to map gamepad to keyboard? Want to unleash the power of Xbox Elite paddles or use PS controller on PC? Our powerful gamepad mapper will help!

14日間のトライアル期間(お試し期間)があるが、ずっと使うのであれば購入が必要になる。価格は全ての機能がアンロックされているもので$15.99(2020/5/31現在)日本円でおよそ1700円程である。最低限の機能が利用可能なものは$6.00であるが、正直これだと微妙なのでフルオプションをおすすめする。各オプションの内容は後述する。

「Xboxアクセサリー」がインストールされていると「reWASD」と入力が重複してしまうので、コントローラー本体のファームウェアをアップデートしたらXboxアクセサリーは用済みなのでアンインストールしておこう。まぁキーアサインを上手く割り当てれば併用出来ないこともないが・・・。

reWASD 使い方

ダウンロードしてインストールが完了したらアプリを起動させる。エリコン2の電源を入れるのを忘れずに。

最初に出てくる画面はおそらくこうなっていると思う。エリコンが表示されていなければ、左下のコントローラーアイコンをクリックする。右上の「三」みたいなアイコンをクリックすると、各デフォルト状態のプロファイルを選択出来る。

「+Add」をクリックすれば新規でプロファイルを作成出来る。スカイリムは適当に作ってみたもの。

プロファイルを作成する場合はこのような画面になる。名前だけ入力して「Add」をクリックすれば新規で作成出来る。

作成が完了すると、新しく作ったプロファイルの設定画面に切り替わる。

各ボタンのキーアサインを設定する場合は、設定したいボタンをクリックすればこのように設定画面が開く。最初は全部のボタンが「None」になっている。「reWASD mapping」に何も割り当てていない場合は何も表示されないが、「Gamepad mapping」の項目でXInput方式のキーアサインは設定されている。なので、このままでもデフォルト状態で使用可能になっている。

「reWASD mapping」と「Gamepad mapping」は個別にキーアサインが設定可能であるが、reWASD mappingとGamepad mapping両方の入力を受け付けるゲームの場合、両方に別のキーアサインを設定すると動作がおかしくなったりする。reWASD mappingのみで問題ない場合は、Gamepad mappingは「Unmapped」に設定しておき、reWASD mappingのみにキーアサインを設定しておくのが良い。「Unmap」をクリックしてUnmapを有効にしておいても良い。Unmapとは、reWASD mappingのキーアサインのみを入力したいときに有効にする機能である。

reWASD mappingにキーアサインを設定しない場合は、Gamepad mappingのみ設定を行えば良い。

Gamepad mappingについて簡単に説明すると「XInput方式のコントローラー」しか使えないゲームで使用するキーアサインを割り当てる項目である。こういったゲームではreWASD mappingで割り当てたキーボード等の入力は受け付けないので、Gamepad mappingで設定されているキーアサインが入力されるようになる。

これらのマッピングは一括で有効と無効を切り替え可能である。画面左下の「Remap is ON」というボタンがONの状態であれば設定したマッピングが有効であり、OFFの状態だと無効になる。クリックすれば切り替え出来る。スクショではオンの状態になっている。

とりあえず、Aボタンを選択し「reWASD mapping」の項目でキーアサインをコントローラーの「Aボタン」に設定してみる。

するとパドルを除いた他のボタンにXInput方式であるXboxデフォルトのキーアサインが表示される。先程も述べたが、このキーアサインはGamepad mappingの項目で設定されているもので、白で表示される。reWASD mappingで設定したものは黄色で表示される。このAボタンをデフォルト設定で使うのであれば「Aボタン」と設定したreWASD mappingの項目は「None」に戻しておく。

右側のコントローラーのアイコンの真ん中をクリックすると、コントローラー裏面が表示される。パドルにはまだ割り当てがない状態。

もうひとつ下のアイコンをクリックすると、こちらはマウスとキーボードの設定画面。マウスのセンサー感度や速度等が調整可能。

それではパドルにキーアサインを設定してみる。コントローラー裏面に戻って、右上パドルをクリックし、キーボードの「F1」キーを選択する。ちなみに「Turbo」という項目があるがこれは連射機能。右側の数値は連射の間隔を設定する数値で、単位はマイクロ秒かと思われる。トライアル版ではロックされている。他にもロックされている機能がある。

キーアサインを選択したら、Unmapをクリックして有効にしておこう。Unmapを無効にしたままだと、reWASD mappingに割り当てたマウスやキーボードのキーアサインの入力が、ゲームパッド本来のキーアサインと重複してしまう。

逆に、Unmapを無効にしておくことで、reWASD mappingで設定したキーアサインとGamepad mappingで設定してあるキーアサインを同時に入力することが可能となる。XInput方式しか受け付けないゲームでは、reWASD mappingで設定したキーアサインのみ入力される。

そして、この「Gamepad mapping」という項目をクリックすると、XInput方式であるXboxコントローラーのキーアサインを選択出来る。

選択可能なキーアサインであれば各ボタンを自由に設定出来る。

XInput方式の入力しか受け付けないゲームの場合は、Gamepad mappingに好みのキーアサインを設定する。reWASD mappingのキーアサインは設定してあっても入力されないが、動作がおかしくなるのであれば「None」にしておこう。

試しに、右上パドルのreWASD mappingに「F1」を設定し、Gamepad mappingに「Bボタン」を設定してみた。ちゃんと両方が表示されているのが確認出来る。

今回は、各パドルにF1~F4を設定してUnmapを有効にした。ついでに先程設定したAボタンのreWASD mappingを「Aボタン」からデフォルトの「None」に戻しておいた。

変更したのは4つのパドルのみで、他のボタンはXboxデフォルトの状態。reWASD mappingをパドル以外のボタンに設定していないと各ボタンに何も表示されなくなるが、仕様だろう。

キーアサインの設定が完了したら、左上の「Apply」をクリックする。

これで設定が保存される。

画面下の真ん中の〇はスロットを表しており、左から1234となっている。今回はスロット1に保存したので、スロット1が選択されている。このスロット1~4は、エリコン2で言うところの既定プロファイル~カスタムプロファイル3に相当する。スロット1=既定、スロット2=カスタム1、スロット3=カスタム2、スロット4=カスタム3、になっている。エリコン2のプロファイル切り替えボタンを押すと、スロットが順番に切り替わるのが確認出来ると思う。

一番重要であろうキーアサインの設定方法は以上。

reWASD オプションについて

各オプションの内容は以下。各オプション個別に価格が設定されており、自分の環境に必要なものが選択可能になっている。購入したオプションの機能は、購入後に発行されるシリアルコードをアプリに入力しアクティベートすればアンロックされる。

Combo

Set any combination of keyboard keys, controller and mouse buttons with pauses, rumbles, breaks that will be emulated automatically instead of you

Google先生「キーボードのキー、コントローラー、マウスのボタンの任意の組み合わせを、ユーザーの代わりに自動的にエミュレートされるポーズ、ランブル、ブレークで設定します。」

要約すると、複数のキーアサイン(マウスやキーボードのショートカット機能を含む)をひとつのキーに割り当て可能にする機能。これは無いと困る機能だと思う。

Advanced Mapping

Swap, mute or use controller buttons in a combo, adjust the stick response curve or deadzones for analog controls and turn your physical mouse into a virtual stick

Google先生「コンボのコントローラーボタンを交換、ミュート、または使用し、スティックコントロールカーブまたはアナログコントロールのデッドゾーンを調整して、物理マウスを仮想スティックに変えます。」

要約すると、コントローラーのキーアサインの割り当てとUnmap(割り当てなし)、サムスティックのコントロールカーブの調整が行えるようになる。これも無いと困る機能だと思う。

4 Slots

Apply up to 4 different configs simultaneously and switch among them using a customizable two- or three-button hotkey

Google先生「最大4つの異なる構成を同時に適用し、カスタマイズ可能な2つまたは3つのボタンのホットキーを使用して構成を切り替える。」

要約すると、4つの設定をコントローラーから切り替え可能になる機能。複数のゲームを遊んでいたり、複数のプロファイルを使い分けたりする人はあった方が便利だと思う。エリコン2なら元々切り替えボタンが付いているからいらないかも知れないけれど。ノーマル箱コンや初代エリコンならあれば便利かな。

Rapid Fire

Let the controller mapping be emulated repeatedly while you press and hold the button with Turbo or start and stop the emulation by a tap with Toggle

Google先生「Turboでボタンを押し続けるか、Toggleでタップしてエミュレーションを開始および停止する間、コントローラーのマッピングを繰り返しエミュレートさせます。」

管理人はこの機能を使いこなしていないので良く分からないのだが、多分エミュレータ機能。所謂自動マクロ的なものかと思う。キーを押してエミュレータを開始したり止めたり、押している間だけ動作させたりする。連射機能もこれに入ってるのかと思う。これは無くても良い人は多そうだが、あれば便利かも知れない。

Combo + Advanced Mapping + 4 Slots + Rapid Fire

オプション全部入りパッケージ。全部で$42.00なのだが、現時点では $26.01の割引があるので$15.99で購入可能。ていうか最初からこれを売るつもりでしょう。基本にオプションひとつ付けるだけで同じ金額だし。殆どの人はこれを選択していると思う。今後も割引が無くなることは無さそうだが、高いと誰も買わなくなるし。

購入する場合の決済方法

アプリを購入する場合は、画面右下にあるカギっぽいアイコンをクリックする。

このような画面になるので「Buy Now」をクリックする。すると既定のブラウザが開き、決済画面が表示される。

オプションを何も選択していない場合は各項目がグレーになっており、価格は$6.00となっている。

一番下のフルオプションを選択すると、割引が入って$15.99で購入出来る。

メールアドレスを入力して、同意しますの項目にチェックを入れる。規約はしっかり読んでおこう。個人的におすすめの決済方法がPayPalだ。これはクレジットカードの情報を相手に教えることなく決済が可能になるサービスで、PayPalにアカウントを作って決済方法を登録しておけば、PayPalが代行して決済してくれる。日本だけでなく海外のサイトでも使えるところが多いので、クレジットカードの情報をなるべく教えたくない人はPayPalに登録しておいた方が良いと思う。

PayPal(ペイパル) - かんたん&安全なオンライン決済サービス
ペイパルの日本語公式ホームページです。ペイパルは、クレジットカードや銀行口座で支払いと受け取りが簡単にできるオンライン決済サービスです。世界2億5000万人以上のユーザーが日々国内外で利用しています。

無事に決済が完了すると、このような画面が表示される。

黒く塗りつぶしてあるが、シリアルコードが表示されているのでメモしておく。無くさないように注意。

reWASDアプリに戻るとシリアルコードを入力する画面が表示されているので、コピペするなり入力してアクティベートする。

アクティベートが完了すれば画面が切り替わり、アプリ画面左上の「Trial~」という表示が消える。これでアプリの購入は完了である。

まとめ

初心者にも分かりやすいようにスクショ多めで解説してみたが、読み直してみるとただ画像が多いだけの記事になってしまった。キーアサインの設定以外にも、シフトしてプロファイルを切り替えたり、サムスティックのトルクカーブを調整出来たりと色々とカスタマイズ出来るのだが、全部解説してると記事が長くなりそうである。これらの機能に関してはまた今度解説しようと思う。管理人のやる気が出たら・・・。

reWASDの導入を検討している人はエリコンを所有しているか購入予定であり、パドル等にマウスやキーボードのキーアサインを割り当てたいというのが大半だと思う。Xboxアクセサリーがマウスやキーボードのキーアサインに対応すればreWASDは必要ないように思えるが、Xboxアクセサリーは最低限の機能しか備わっていないため、仮に対応したとしても微妙だろう。reWASDはキーの割り当てだけでも細かく設定出来るし、シフト機能を使えば割り当てをたくさん増やすことが可能。快適な環境を構築するのであれば、今後もreWASDは必須だろう。

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Xboxアクセサリー ダウンロード

XboxコントローラーをWindows 10で使用する場合、パソコンに「Xboxアクセサリー」が入ってなくともドライバーがインストールしてあれば問題なく使用出来る。しかし、コントローラーのファームウェアアップデートやエリコンの機能を使うのであればXboxアクセサリーは必須となる。このアプリはマイクロソフトストアアプリからダウンロードする必要がある。エリコンの設定を行うのであればマイクロソフトのアカウントが必要になるので、作っていない場合は作成しよう。

↓マイクロソフト公式サイト Xboxアクセサリー↓

Xbox アクセサリー を入手 - Microsoft Store ja-JP
Windows 10、Xbox One 向けの Microsoft Store からこのアプリをダウンロードします。スクリーンショットを確認し、最新のカスタマー レビューを読んで、Xbox アクセサリー の評価を比較してください。

インストールが完了したら、アプリを起動する前にワイヤレスアダプターを接続し、コントローラーの電源を入れてペアリングを行う。ワイヤレスアダプターのペアリングボタンを押して、動作確認用のLEDが点滅したら、コントローラー本体のペアリングボタンを押す。異常がなければすぐにペアリングし、コントローラーのガイドボタンが点滅から点灯へ変わる。

ペアリング出来ない場合

ペアリングが上手くいかないときは、ワイヤレスアダプターやコントローラーに異常がないか確認しよう。特に、USBハブにワイヤレスアダプターを取り付けている場合に動作しないということが多い。USBハブに何個も機器を接続していると、その影響で動作が不安定になったりする。USBには規格により使用可能な帯域が決まっており、環境によってはUSBハブを介して色々接続していると帯域不足でこのようになったりすることもある。初心者にありがちなのだが、何でもかんでも接続すれば使えるというわけではないので、動作しない場合はマザーボード(パソコン本体)のUSBスロットにワイヤレスアダプターを1対1で接続しよう。

次に多いのがドライバーが上手くインストールされないという状態。ワイヤレスアダプターを接続しても、パソコンがうんともすんとも言わない場合は、デバイスマネージャーを開いてパソコンがワイヤレスアダプターを認識しているか確認しよう。ドライバーがインストールされないのであれば、デバイスマネージャーから手動でインストールを行う。対象のデバイスを右クリックし、ドライバーの更新をクリック。別ウィンドウが開くので、ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索をクリック。しばらく待てばパソコンがドライバーを探してインストールしてくれる。

電波干渉も典型的なトラブルのひとつで、近くに電子レンジ等の家電があると無線機器は不安定なったり接続が切れたりする。こちらもひとつずつ確認してみよう。

大抵の場合はこれらを解消すれば使えるようになるはず。これらを見直しても動作しないのであれば他に原因があるので、自分で調べて直して欲しい。

Xboxアクセサリー 使い方

ペアリングが無事に完了したらXboxアクセサリーを起動する。エリコン2の電源が入っていればこのようなウィンドウが開く。「設定する」をクリックすれば先に進めるのだが、マイクロソフトにログインが必要になる。ログインしないで使う方法は今のところ無いので素直にアカウントを作成しよう。最近はログインを強要するものが多くてうんざりする。RazerとかLogicoolとか。自分で買ったものくらいは自由に使わせて欲しい。

ログインして設定を開くとこのような画面になる。最初はプロフィール(プロファイルの間違いじゃないの?)が無いので「新しいプロフィール」をクリックして作成する。

名前は何でも良いと思う。管理人はスカイリムにした。

プロフィールを作成するとこのような画面になる。このマッピングでは各ボタンの割り当てをカスタマイズ出来る。やり方については後述する。

左スティックでは、サムスティックの感度を調整出来る。右スティックも同じ。

トリガーでは、アナログトリガーの感度を調整出来る。

バイブレーションでは、振動の強さを調整出来る。

輝度では、ガイドボタンの明るさを調整出来る。この輝度は既定プロファイルだと何故か反映されないので、この機能を使用するのであればスロット1~3のカスタムプロファイルであるどれかにプロフィールを割り当てる必要がある。

それではキーアサインの割り当て方法について。パドルの「P1」にキーアサインの割り当てを設定してみる。黄色い矢印の項目をクリックする。

このようにウィンドウが開く。シフトというのは、シフトボタンを押している間だけシフトで設定したキーアサインが入力される。簡単に言うと、ボタンに代替入力を有効にする機能である。シフトボタンとして使うにチェックを入れると、このボタンがシフトボタンになる。初代エリコンにはシフト機能が無かったような気がする。シリーズ2で追加された機能であろう。シフトを使用しないのであればメインの方だけ設定すれば良いので、今回はメインをクリックする。

Xboxコントローラーで使用可能なキーアサインが一覧で表示されるので、好みのキーアサインを選択する。

一番下の「まだマッピングされていません」を選択すると、キーを割り当てない状態にも出来る。

自分で好みのキーアサインを設定したら、左上の←をクリックして戻る。

この状態だとスロットなしとなっており、自分で作成したプロフィールはスロット1~3のカスタムプロファイルに保存されていない。尚、スロットなしは既定プロファイルとして動作する。翻訳が不親切で勘違いしやすいが、スロットなし=既定、スロット1=カスタム1、スロット2=カスタム2、スロット3=カスタム3である。先程も述べたように、この既定プロファイルに設定されているプロフィールは輝度の設定が反映されない。恐らくバグかと思われる。尚、このスクショではパドルの割り当てが設定していないが、後でABXYを割り当てし直してある。

輝度が気になる人はスロットなしをクリックして、スロット1~3の好きな場所にカスタムプロファイルとして設定しておこう。

左上の←をクリックして戻るとホーム画面が表示される。

まとめ

Xboxアクセサリーの基本的な使い方を解説してみたが、慣れれば特に難しいところは無いと思う。純正アプリなだけあってシンプルで設定出来る項目も最小限である。

しかし、Xboxアクセサリーには致命的な弱点があり、各ボタンにはマウスやキーボードのキーアサインを割り当てることは出来ない。割り当て可能なのはコントローラー標準のXInput方式キーアサインのみになる。マウスやキーボードのキーアサインをコントローラーに割り当てたいのであれば、代表的なもので「reWASD」というサードパーティー製のアプリが必要になる。14日間のトライアル期間があるが、ずっと使うのであれば購入が必要になる。価格は全ての機能がアンロックされているもので$15.99(2020/5/31現在)日本円でおよそ1700円程である。このアプリは非常に高機能で安定しているので、キーボードのキーを割り当てて使用するなら必須だと思う。マウスやキーボード割り当てを使わずに普通に使用するのであれば、今回解説したXboxアクセサリーで十分である。

次回は「reWASD」の導入と使い方に関して解説しようと思う。

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Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2 | Xbox One
まったく新しいXbox Elite ワイヤレスコントローラーシリーズ 2は、テンション調整可能なサムスティックや新しい交換可能なコンポーネントなど、プロのようにプレイできる 30 以上の新しい方法を特徴としています。

コントローラーと付属品

しっかりとした高級感のある化粧箱。部屋に飾っておくのも一興。

箱の中身はコントローラーが収納されているケースと、ケーブルやマニュアルの入ったケース。

付属品のマニュアルとUSB-Cケーブル。

ケーブルの長さは約2.5mで太さは3.5mm程。しなやかなメッシュケーブルで触った感じでは全体的に高品質。最近のケーブルに見られるしっとりした感触のもので、伸ばせばクセはすぐにとれると思われる。

コントローラー収納ケースの中身は、Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2(以下エリコン2)本体とカスタマイズ用のパーツ。

下には充電ドック。コントローラー本体保護用のシートが貼ってあるので、使う前に剥がしておく。

カスタマイズ用のサムスティック(アナログスティック)、2Dパッド(デジタル方向パッド)、サムスティックのテンション調整用ツール。

サムスティックは本体に付いているスタンダードの他に、ワイドドーム  1個、クラシック 2個、トール 1個が付属している。個人的にはのっぺりしているクラシックが指先に優しくて好み。

エリコン2本体。表面がラバーコーティングされているお陰かとても高級感のある感触である。サラサラした手触りであるが、しっかりとグリップするのでXbox Oneコントローラーと比べると非常に持ちやすい。

エリコン2本体裏面。パドルが4つ付いている。

充電ドックはケースに入れた状態でも使用可能。

ケースには穴が開いており、ここにUSB-Cケーブルを接続して充電が可能。

充電ドックに置くとこのようになる。1万円半ばの高級コントローラーは眺めているだけでも楽しい。

カスタマイズ

カスタマイズ可能なのは主に以下の3種類。

  • サムスティック、2Dパッドの変更
  • サムスティックのテンション調整
  • アナログトリガーのストローク調整

もちろん変更しないでデフォルトのままでも構わない。2Dパッドだけデフォルトのファセットタイプからスタンダードタイプに交換すれば、Xbox Oneコントローラーと同等の使い心地になる。

サムスティックは引っ張れば簡単に取り外せる。磁石で固定される構造になっており、何度も取り外してバカになるということは無い。良く考えて設計されている。

真ん中のプラスねじの頭みたいな部分は、付属のツールで回転させることが出来る。3段階で調整出来るようになっており、3種類のテンションが選択可能。時計回りにまわすとテンションが高くなり、反時計回りにまわすと低くなる。テンションが一番高い状態は、Xbox360コントローラーのサムスティックと同等のテンションになり、一番低い状態でXbox Oneコントローラーと同等になる。真ん中はその中間。

これはテンションが一番低い状態。高くすると+部分が引っ込むようになる。

右側のサムスティックをトールタイプに交換するとこのようになる。FPSやる人はこれにするのかな。

2Dパッドも磁石で固定されているので、引っ張れば取り外せる。

付属のスタンダードタイプに交換してみた。個人的にはこちらの方が慣れている。

裏面の黄色い丸で囲んだスイッチでアナログトリガーのストロークを3段階に調整可能。左右で独立しているので、片方だけストロークを短くしたりすることも出来る。ストロークを短くしても押し切ればハードウェアレベルで100%の入力になるので、一番短い状態であればデジタルっぽい感じで使える。

これらの調整を行えば、自分の理想通りのコントローラーに出来る。流石に高いだけあってハードウェアの出来はほぼ完璧に見える。パドルも初代エリコンと比べて若干小型になっており誤爆しにくくなっている。この完成度の高さは恐ろしい。

まとめ

ノーマルのXbox Oneコントローラーから追加されている代表的な機能についてまとめてみる。

  • サムスティック、2Dパッドの交換可能
  • サムスティックのテンション調整機能
  • アナログトリガーのストローク調整機能
  • 4つのパドル
  • シフトボタンを割り当て、それぞれのボタンに代替入力を有効にする機能
  • プロファイルを4つ保存可能(既定ひとつ+カスタム3つ)

特に注目されるのが4つの「パドル」だろう。この4つのパドルには既存のキーアサインを割り当て可能なのはもちろん、シフトキーを割り当てたり、スクリーンショットを撮るなどの機能を割り当て可能。例えば、パドルそれぞれにコントローラーのABXYを割り当てれば、右サムスティックを操作しながらABXYを同時に使うことが可能になる。これは既定プロファイルで割り当てられているので、一般的な使い方であると思われる。これに慣れるとXbox Oneコントローラーには戻れなくなる。世界が変わると言っても過言ではない。これだけでも購入する価値はある。

しかし、マイクロソフト純正アプリである「Xboxアクセサリー」ではマウスやキーボードのキーアサインを割り当てることは出来ない。割り当て可能なのはコントローラー標準のXInput方式キーアサインのみになる。マウスやキーボードのキーアサインをコントローラーに割り当てたいのであれば、代表的なもので「reWASD」というサードパーティー製のアプリが必要になる。14日間のトライアル期間があるが、ずっと使うのであれば購入が必要になる。価格は全ての機能がアンロックされているもので$15.99(2020/5/31現在)日本円でおよそ1700円程である。このアプリは非常に高機能で安定しているので、キーボードのキーアサインをコントローラーに割り当てて使用するなら必須だと思う。

ただ、マイクロソフトが今後のアップデートでマウスやキーボードのキーアサインを割り当て可能にする可能性もあるが、初代エリコンの発売から何年も経っているのでその可能性は薄いだろう。待つくらいならreWASDを導入して、ストレスのない環境を構築した方が良いと思う。マウスやキーボードの割り当てを使わずに普通に使用するのであれば「Xboxアクセサリー」で十分である。次回はこのアプリの使い方を解説していこうと思う。

重要なことなのだが、エリコンの機能を無線で全て使うのであれば「Xbox ワイヤレス アダプター for Windows 10」が必要になる。エリコン2はBluetooth接続が可能ではあるが、環境によっては不安定になったり接続が切れたりするのでワイヤレスアダプターはあった方が良い。初代エリコンはBluetooth接続非対応なので、初代エリコンを無線で使用している人であればこのワイヤレスアダプターは既に持っているであろう。

エリコン2とワイヤレスアダプターは人気があるのか、どちらもすぐに在庫が無くなるので見つけ次第確保しておくことをおすすめする。Amazonでの価格は現時点でエリコン2が16000円弱、ワイヤレスアダプターが2300円位となっている。これらは転売屋の餌食になりやすいので、Amazonの在庫が無ければ入荷を待った方が良い。まぁすぐにでも欲しいというのであれば止めないが・・・。

尚、初期のロットではAボタンの効きが悪かったり押したまま戻らなくなるという不良が多かったようだが、2020年のロットではこの問題はほぼ解消されているようである。管理人は2020年製と思われるものをふたつ購入しているが、どちらも不具合は発生していない。どうでも良い話だが過去に初期ロットを購入し、Aボタンが戻らなくなる不良品に当たり返品している。不良品に比べると今回のものはスムーズな押し心地で、普通に使用している限りではボタンが戻らなくなる様子は全くない。ちゃんと改良されているものと思われる。

ちなみに左の白いのはXbox Oneコントローラーである。こちらはエリコンが必要ないゲームで使用している。初代エリコンもあるのだが、現在身内が持ち出しており不在である。エリコン2を渡して初代を回収するつもりなので、戻ってきたら比較画像でもアップしたいと思う。

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Noctuaのクーラーとファンで冷却性能を強化してみた https://www.zpgbf.jp/enhanced-cooling-performance/ Fri, 29 May 2020 22:14:36 +0000 https://www.zpgbf.jp/?p=709 Noctuaの高性能なCPUクーラーとケースファンでパソコンの冷却性能を強化するぞ!

用意したパーツ

1,NH-U12A

巷で最強と言われている空冷CPUクーラー。ハイエンドツインタワークーラーと同等以上の性能。

2,NF-A12x25 PWM

12cmサイズのケースファンの中では現状最高性能だと思う。静音性、静圧性、風量のバランスが良く、中でも静圧性能は圧巻の一言。価格は3500~4000円辺りと高価。

3,NF-A14 ULN

Noctuaの中では定番の14cmケースファン。NF-A12x25と比べるとファンブレードの形状が異なるが、こちらも優秀なケースファンである。価格はNF-A12x25と比較して若干安価。

 

CPUクーラーのNH-U12Aを2個、ケースファンのNF-A12x25を4個、NF-A14を3個。メインパソコンとサブパソコン2台分のパーツを用意した。

メインパソコンに取り付け

いきなり完成した画像。

このパソコンで使用しているケースは「be quiet! DARK BASE 700」で、倒立レイアウトに変更可能なATXケースである。フロントパネルの空気取り込み部分の内部形状が静音重視のためか複雑な作りになっている。吸気抵抗が大きそうなので静圧性能の優れているものが良いだろうと判断し、NF-A12x25を選択した。

14cmサイズが3個入ればNF-A14を3個でも良いのだが、このケースはフロントに14cmサイズが2個までしか取り付け出来ない。NF-A14を2個よりもNF-A12x25を3個の方があらゆる面で優れているだろう。コストはかかるが。ちなみに、リアは12~14cmサイズが取り付け可能だが、NF-A12x25になっているのは自己満足である。

この状態で実際に動作させてみると、静圧性能が強烈なのかパソコン後方から全体的に暖かい空気を排出している。倒立レイアウトだとGPUの温度がアイドリング時に比較的高くなりやすいのだが、純正の「Silent Wings 3」2個(吸気排気各1個)と比較してファン交換後は3~5℃ほど下がった。ケースファンの変更だけだと、CPU温度に関しては殆ど違いは無かった。

長尾製作所の「VGAサポートステイ」を天面側に固定し、ビデオカードがたわまないように支えている。それと、NBROS(長尾製作所)の「VGA 拡張カード用 ファンクーラー」というPCIeスロットに取り付ける追加の冷却ファンが取り付けてあるが、検証中は動作させていない。

ついでにパソコン本体を乗せるスタンドも自作してみた。パイン集成材にカーボンシートを貼り付けてキャスターを取り付けただけ。作るのはとても簡単。パソコン本体は机の下に設置しているので、キャスターが付いていた方が色々と楽なのだ。

サブパソコンに取り付け

こちらはもうひとつのパソコン。ケースは「Fractal Design Define R6」。

このケースの冷却性能は優秀で、フロントファンの静圧が弱くてもそこそこ冷えるようになっている。全部NF-A12x25でも良かったのだが、それだと面白くないのでこちらはNF-A14にしてみた。

CPUクーラーをNH-U12Aの状態で比較してみたが、Define R6純正の付属ファン3個とNF-A14を同じ回転数に設定してCPUの温度を見ると、NF-A14交換後は全体的に1~2℃程下がっていた。効果は出ている模様。ファンノイズもNF-A14の方が静かである。尚、GPUに関しては違いが分からなかった。

CPUクーラーのNH-U12Aに関しては、以前レビューしているのでそちらの記事を参考にして頂きたい。

「Noctua NH-U12A」本当に最強な空冷クーラー レビュー
巷で最強と言われている高性能な空冷クーラー「Noctua NH-U12A」レビュー!

まとめ

これから暑くなるし、パソコンのクーラーやファンを取り替えたいと思っている人もいるだろう。管理人は予算に余裕があるときはNoctua製品を購入しているが、普通に使用するならNoctuaでなくとも良いと思う。そこそこの性能のケースファンであれば冷却性能は左程変わらないし、CPUクーラーもコスパに優れるものは色々とある。

管理人イチオシなのがサイズの製品で、CPUクーラーであれば「風魔弐」や「無限五」辺りが良いと思う。ハイエンドCPUでないなら「虎徹 Mark II」で十分。ケースファンも同社のものが価格の割に高性能なのでおすすめ。Noctuaの記事でサイズを勧めるのもあれなのだが、コスパに関してはサイズの製品が最強だと思う、個人的に。

「サイズ 風魔弐(FUMA2)」レビュー
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